フェードイン・フェードアウトってどんな効果?
今回のお題は、
「フェードイン・フェードアウト」です!
今回も最初に動きを見てみましょう。少し下に注目してください。
TITLE
タイトル
今回は徐々に現れたり、透明になって隠れたり…というのを繰り返してみました。
このように、ある要素が少しずつ現れてくる効果がフェードインです。
フェードアウトは反対に、ある要素が少しずつ隠れていく効果です。
映画や演劇、テレビなどでも用いられる効果なので、一度は目にしたことがある、という方も多いのではないでしょうか。
どんな時に使うの?
例えば、
- ロゴやセクションのタイトルなどを強調させたいとき
- 下層ページのローディングアニメーションとして、自然にページ遷移したことを表したいとき
などの場面で用いられます。
この効果は、ふわっと現れたり消えたりして余韻を残すことで、見る人に要素を印象付ける効果があります。そのため、ロゴなどの印象付けたい要素によく用います。
他にも、移りかわりを表現しやすいため、スライドが変化したときやページが移ったときなどにも用います。
どうやって実装しているの?
/* HTML */
<div class="fadebox">
<h5>TITLE</h5>
<p>タイトル</p>
</div>
/* CSS */
.fadebox{
display: inline-block;
padding: 30px;
margin: 30px 0;
animation: fade-in-out 5s ease 0s infinite normal forwards;
background-color: #F9FAFB;
color: #2E2B2B;
font-size: 18px;
opacity: 0;
overflow: hidden;
}
.fadebox > h5{
float: left;
}
.fadebox > p{
float: left;
padding-left: 15px;
color: #b5ac91;
font-size: 14px;
}
@keyframes fade-in-out {
0%{
opacity: 0;
}
50%{
opacity: 1;
}
100%{
opacity: 0;
}
}
ポイントはアニメーションとして、opacity(不透明度)を設定することです。opacityを0に近づけると透明に、1に近づけると不透明になることを利用しています。
まとめ
- フェードインは、ある要素が少しずつ現れてくる効果。
フェードアウトは、ある要素が少しずつ隠れていく効果。 - ロゴなどの印象付けや、ページ遷移のような移りかわりの場面で用いられる。
次回は、スライドイン・スライドアウトとフェードイン・フェードアウトを合わせた応用編です!