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メルマガ開封率を上げる方法と事例を解説!

今回の記事では、メールマガジン(以下、メルマガと表記)の開封率を上げるコツについてご紹介します。

メルマガを配信しているけれど、成果につながらないという方はぜひご覧ください!

メルマガの平均開封率

メルマガ開封率の算出方法

メルマガの開封率は以下のように求められます。

開封率 = 開封数 ÷ 有効配信数 × 100 (有効配信数は、送ったメールの中できちんと届いたメールの数)

闇雲に配信数を増やしても、開封率が上がらなければあまり意味のあるメルマガとは言えません。

見込み顧客との関係性強化、商品・サービスの認知度向上のために、興味を引くようなメルマガの配信を心がける必要があります。

メルマガの平均開封率

メルマガの平均開封率は、業種や対象とするユーザーによって様々ですが、20%が一つの目安と言われています。

世界50万社に利用された実績を持つ米国発のメール配信システムを提供する、Benchmark社の2022年1月の調査によれば、例えば「小売/消費サービス」の平均開封率は27.29%となっています。

出典:Benchmark Email ユーザー対象:業種別・地域別(国別)メール平均開封率・クリック率・エラー率レポート(2022年1月時点)

一つの参考として、20%という数値をとどめておくのが良いでしょう。

メルマガの開封率を上げるには

メルマガの開封率を上げるコツとして以下の3つが挙げられます。

  • メルマガの件名を興味がひかれるものにする
  • 開封されやすい時間帯や曜日に送る
  • 配信リストを精査する

メルマガの件名を興味がひかれるものにする

件名は、ユーザーがそのメールを開くかどうかを判断する非常に重要な箇所です。

ここには、ユーザーにとって興味がありそうな内容を簡潔に盛り込みましょう。

「30代」のように数字を入れて具体性を増したり、「本日限り」、「〇%OFF」等、希少性や緊急性を押し出しつつ、お得な情報を紹介したりするのが効果的です。

開封されやすい時間帯や曜日に送る

メールを送るターゲットに合わせた時間帯や曜日に合わせて送らないと、メールを読んでもらえない可能性が上がってしまいます。

BtoBなら、出社後の10時頃やお昼休憩の13時頃、主婦向けのBtoCなら家事が一段落する昼の13時~14時頃といったように、読まれやすい時間帯を工夫する必要があります。

配信リストを精査する

アドレスが変更されている、迷惑メールフォルダに振り分けられている等、メールを送れないケースもあるでしょう。

送れないアドレス宛に送るのを続けると、通常の送信先に送る場合もインターネットサービスプロバイダに迷惑メールとして認識され、届かなくなってしまう可能性があります。

配信リストは定期的に見直し、最新の状態を保ちましょう。

メルマガ開封率を上げた事例

メルマガ配信ツールの機能を活用

伊豆半島でハチミツを製造・販売しているみつばちのーとは、平均35%という高い開封率を実現しています。

リピート購入を促すためのメルマガ配信のツールとして「アクションリンク」を導入。

売れ筋の商品をランキングにしてメルマガに掲載したり、カゴ落ち後の自動配信の仕組みを活用したりすることで、高い開封率を実現しているようです。

参考:日本ネット経済新聞|「メルマガ開封率は35%」ハチミツECのみつばちのーとが行うファン化とリピート施策とは?

メールを送るタイミングを工夫

スペシャルティコーヒーを販売するPostCoffeeは、なんと平均開封率が60%!

その秘訣の一つは、コーヒー豆を注文してから届くまでのメールの多さでしょう。

注文直後・10分後・15分後・5時間後・翌日と、5通にわたりステップメールを配信することで、期待感を盛り上げています。

参考:メルラボ|平均開封率60%!「PostCoffee」のメールが愛される理由

送るタイミングやターゲットを見直すことで改善

メールマーケティングサービスサービスを提供している株式会社インサイドセールスプラスは、タイミングやターゲットを見直すことでメールの反応率等の数値が改善しました。

比較検討「してもらう」ことを目的としたメール配信や、休眠・失注顧客への一斉配信等をやめ、サービスに興味を持ってくれるお客様を分析することで、

メールの反応率だけでなく、商談化率を2.5倍にすることに成功したそうです。

参考:InsideSalesPlus|「なんとなく成果が出ない」から脱却。 メールを活用して商談獲得するためにやめるべきこと

まとめ

メルマガの開封率を上げるコツについてご紹介しました。

メルマガの配信には、見込み顧客との関係性強化、商品・サービスの認知度向上といったメリットが考えられます。

送るターゲットを分析し、興味がありそうな情報を読んでもらえそうなタイミングに送り、商品やサービスの売上につなげましょう。