前回の記事では、2023年最新のEC市場規模とトレンドについてご紹介しました。
今、ECサイトを運営されている方は特にご覧ください!
今回の記事では、ECサイト構築におすすめなサービスである、BASE、STORES、Shopifyについてご紹介します。
ECサイトを持ちたいと考えている方や今あるECサイトをリニューアルしたいと考えている方はぜひご覧ください!
BASE、STORES、Shopifyの共通点
BASE、STORES、Shopifyの3つのサービスはECサイト構築におすすめするサービスとして度々比較される3つです。
これら3つのサービスに共通するのは、初期費用が無料であること。
そのため、特に初めてネットショップを開設する人におすすめできるサービスと言えるでしょう。
以下ではこれらのサービスの違いについてご紹介していきます。
BASEの特徴
BASEのメリット
BASEのメリットは以下の通りです。
- 月額費用無料で始めることができる
- グロースプランの決済手数料が安い
- 決済方法が充実している
BASEは初期費用、月額費用無料でネットショップを作ることができるため、気軽にネットショップを作りやすいサービスです。
グロースプランの決済手数料はSTORES、Shopifyと比べて安く、安定した売上を上げられるようになっても安い費用で続けることができます。
決済面も「BASEかんたん決済」として7種類の決済方法が用意されており、十分揃っていると言えます。
BASEの料金プラン
BASEの料金プランはスタンダードプランとグロースプランの2種類です。
スタンダードプランは月額0円、決済手数料3.6%+40円、サービス利用料3%で設定されており、
グロースプランは月額5,980円、決済手数料2.9%、サービス利用料0%で設定されています。
BASEのサイト内では、月商17万円未満の場合はスタンダードプラン、月商17万円以上の場合はグロースプランをおすすめしています。
プランによって使える機能に変化は無いため、費用で選択すると良いでしょう。

STORESの特徴
STORESのメリット
STORESのメリットは以下の通りです。
- 月額費用無料で始めることができる
- 月額費用無料のプランはBASEより手数料が安い
- 店舗との運営に役立つ他サービスも提供している
STORESもBASEと同じく月額費用無料で始めることができるサービスなので、ネットショップ構築が始めての方に向いています。
月額費用無料のフリープランは、BASEのスタンダードプランと比べ、手数料を安くすませることができます。
STORESでは実店舗とネットショップの運営を助ける、「STORES 決済」、「STORES POSレジ」等のサービスを複数提供しているため、実店舗との運営を考えている方におすすめです。
STORESの料金プラン
STORESの料金プランはフリープランとスタンダードプランの2種類です。
フリープランは月額0円、決済手数料5%、スタンダードプランは月額2,980円、決済手数料3.6%と設定されています。
※スタンダードプランの月額料金はクレジットカードの年払いの1月あたりの金額、決済手数料に関してAmazon Payは3.9%となっています。
基本的な機能はフリープランでも利用できますが、独自ドメインや送り状CSV出力などの機能はスタンダードプラン限定の機能です。
STORESのサイト内では、まずは無料で試してみたい人にはフリープラン、売上の目処があり、決済手数料を抑えたい人にはスタンダードプランをおすすめしています。

Shopifyの特徴
Shopifyのメリット
Shopifyのメリットは以下の通りです。
- 標準で使える機能が豊富
- 多数のアプリがあり、機能の拡張性にも優れる
- 越境ECサイトを作りやすい
Shopifyは先に挙げたBASEやSTORESと比べ月々の料金はやや高額ですが、その分売上アップにつながる機能が多数標準搭載されています。
例えば関連商品を表示する機能を持っているのはShopifyだけです。
仮に標準機能で満足できなかったとしても、8,000以上のアプリの中から目当てのものをインストールすれば多くの問題が解決するでしょう。
また、海外生まれのサービスということもあり、様々な言語や通貨に対応しています。
その点で越境ECサイトを作りやすいと言えます。
Shopifyの料金プラン
Shopifyの主な料金プランはベーシックプランとスタンダードプラン、プレミアムプランの3種類です。
ベーシックプランは月額25ドル、クレジットカード手数料3.4%、
スタンダードプランは月額69ドル、クレジットカード手数料3.3%、
プレミアムプランは月額299ドル、クレジットカード手数料3.25%と設定されています。
※月額料金は年払いの1月あたりの金額、クレジットカード手数料は日本のクレジットカード使用時の手数料です。
各プランの機能の違いとして、ストアを管理するスタッフアカウント数やストアのデータを集めたレポートの数の違いなどが挙げられます。

まとめ
BASE、STORES、Shopifyについてご紹介しました。
ネットショップを開設するハードルが比較的低めな3つのサービスですが、各サービスの費用や機能など基本的な内容をしっかりと把握して選ぶことが重要です。
手軽にECサイトを開設してみたいという方にはBASEが、費用面をしっかりと抑えて運用したいという方にはSTORESが、これから売上をしっかりと伸ばしていきたいという方にはShopifyがおすすめです。
ぜひネットショップを始める前に、ご自身にあったサービスを検討してみてください。
ECサイト構築やリニューアルのお問い合わせ・ご相談は、下のお問い合わせからお気軽にどうぞ!
では、また次回!