タブレットPOSレジ 3社比較
こんにちは、技術者Kです。
前回までの記事はご覧いただけたでしょうか?
前回は飲食業界でのビッグデータ活用事例をご紹介しました。
まだ読んでいないという方は、ぜひご覧になってみてください!
今回は飲食業界で使われる3つのタブレットPOSレジをご紹介したいと思います。
POSレジとは、POS(販売時点情報管理)データ、つまり、いつどの商品がどれぐらい売れたかといったデータを収集することができるレジです。
このPOSレジを導入することで、例えば1日の終わりに集計をしなくても
その商品が販売した時点で売上などが管理され、いつどの商品がどれだけ売れたかなどを把握できます。
現在では、スーパーやコンビニで見かけるようなレジの他にも、タブレット型のPOSレジがあります。
タブレット型のPOSレジには、
- 持ち運びが可能
- 画面上のアイコンやボタンの配置から、直観的に操作がしやすい
- スペースをそこまで必要としない
といったメリットがあります。
今回はそんなタブレットPOSレジを3つ厳選し、それらのメリットとデメリットをご紹介します。
飲食業でPOSレジを導入したいと考えている方は必見です!
それでは具体的なタブレットPOSレジを見ていきましょう。
目次
Airレジ
メリット
- 維持費用が無料
- 直観的に使うことができ、操作が簡単
- 売上分析機能も充実
維持費用が無料というのは非常に魅力的です。
また「操作方法が分かりやすい」、「誰でも簡単に使える」という声も多いです。
売上分析機能は、指定した期間の売上データを時間別や日別で確認でき、売上や客数の変化をグラフで確認することができます。
デメリット
- 対応しているのはiOSのみ
- 複数店舗の導入には不向き
Androidのスマホやタブレットでは利用できないので、iOS端末が無い場合は新たに購入する必要があります。
また、Airレジを複数店舗で導入する場合はそれぞれの店舗で契約する必要があり、店舗をまたいだ管理はできません。
ユビレジ
メリット
- 売上データをリアルタイムで管理ができる
- 複数店舗の売上や顧客データを比較・分析可能
ユビレジでは、リアルタイムで日別・月別・商品別・部門別・客層別などといった分類の売上データをグラフで確認できます。
また、複数店舗の売上をリアルタイムで集計したり、店舗ごとの売上・会計数・会計単価・客数など一覧で比較したりすることができ、
それぞれの店舗の状況把握や課題の確認が可能です。
デメリット
- 利用料金として月に6900円かかる
- 操作には慣れが必要
ユビレジを体験してみたい方向けのプランとして、無料で使うことのできるお試しプランはありますが、
お試しプランは過去72時間までの売上しか確認できないといったように、一部機能が制限されています。
ユビレジをフル活用するには月に6900円かかるプレミアムプランで利用する必要があるでしょう。
また、ユビレジには便利な機能が豊富にある一方で、それらを使いこなすにはある程度の慣れが必要です。
スマレジ
メリット
- 1店舗のみなら無料で利用可能
- 主な機能だけでも24種類もある多機能性
1店舗のみという条件付きですが、スタンダードプランなら月の利用料無料で利用することができます。
他にも多機能であるが故に、国内外のキャッシュレス決済に対応していたり、免税販売にも対応していたりといった豊富な機能を備えています。
デメリット
- 対応しているのはiOSのみ
- 複数店舗で導入する場合の利用料金は月に4400円~
- 「今まで使っていた店のレジより使いづらい」という声も
Airレジと同じく、スマレジもiOS端末でしか利用できません。
また、月の利用料無料のスタンダードプランでは複数店舗でスマレジを導入することはできません。
さらに「使い方が難しい」という声もあり、従来のレジに慣れている人にはやや使いづらいかもしれません。
まとめ
今回は、飲食業界で使われる3つのタブレットPOSレジをご紹介しました。
タブレットPOSレジを選ぶ際は、今回のように利用料金や機能性、使いやすさなど様々な要素から判断して頂きたいと思います。
次回は現在私たちが開発しているタブレットPOSレジについてご紹介したいと思います。