【事例紹介】売れるECサイトとは?
今回の記事では、売り上げが上がったECサイトの事例についてご紹介します。ECサイト、特に自社ECサイトは、開設してすぐに効果が表れるとは限りません。
今回の記事では、売れたECサイトが売れるまでにどんなことを行ったのかをご紹介します。これからECサイトを持ちたいと思っている方、既にECサイトを持っているけれど商品がなかなか売れない方は、ぜひ最後までご覧ください!
目次
物販系EC市場は拡大している
物販系のEC市場全体は拡大していると言われています。
前々回の記事でもご紹介しましたが、経済産業省の調査によるとコロナ禍までの間、9年連続でEC市場は拡大していました。
コロナ禍に入ると、物販系EC市場は巣ごもり需要により大幅に拡大しました。
![](https://cd-officek.com/wp-content/uploads/2022/06/news-node8952-7.webp)
なんとそれまでの2場以上の割合で物販系EC市場は拡大!
EC化率もそれに伴い、大きく上昇しています。
このようにECサイトの需要は年々増してきています。
全てのECサイトで売れるわけではない
一方で、「ECサイトを開設したけれど、商品が全然売れない…」という話を聞いたことはありませんか?
これには様々な要因が考えられますが、ECサイトそのものや集客方法に問題がある可能性があります。
では、売り上げが上がったECサイトはどのような工夫をすることで売り上げを拡大したのでしょうか。
地道な施策を積み重ねる
有田みかんの生産から加工、販売まで行う6次産業化を実践する株式会社早和果樹園は、ECサイトの売り上げ拡大のために、14年間コツコツ地道な努力を続けました。
時間があればサイトを更新する、ネタがあればメルマガを打つといった具合です。
そうした施策を14年間続けていった結果、多数のメディアに取り上げられ農林水産大臣賞を受賞するまでに成長しました。
SNSからユーザーを流入させる
白米を原料とした薬用化粧品ブランドであるライスフォースの通販を手がけるアイムは、SNSを効果的に活用しました。
当初アイムでは、テレビのインフォマーシャルで制作した動画やブランドを意識した動画などのオリジナルの動画を公開していましたが、
ページビュー数は伸びても実際の商品の申し込みになかなかつながりませんでした。
そこでFacebookのユーザーに特化した動画を制作して公開しました。
すると、化粧品や美容品などがセットになったトライアルキットの申し込みが約2.6倍にまで拡大したのです。
Facebook向けの動画を公開することで、それまでの購入者層である30歳~40歳だけでなく、20歳~30歳の申し込みを増やすことに成功したのです。
お客様目線で運営する
石鹸を主力商品とする石鹸百貨では、ホームページをリニューアルする際に「お客様にとって使いやすいか」を追求しました。
近年では、集客のためにSEO(Search Engine Optimization、検索エンジン最適化)対策を意識して、
検索エンジンからより多くのユーザーを呼び込むことを狙いとするホームページも多くあります。
しかし、そういったホームページが必ずしも訪れた人にとって親切なものとは限りません。
石鹸百貨は違いました。
ホームページを訪れた人にとって使いやすいものにするために、
商品説明に関連するリンクを一つ一つ手作業で設置する、各商品の説明文やスタッフの一言を何度も推敲するといった作業を進めました。
その結果、情報を発信する姉妹サイト石鹸百科からの流入を約2倍に増やすことに成功しました。
まとめ
今回は売り上げが上がったECサイトの事例についてご紹介しました。ECサイトは開設してすぐに売れるわけではありません。
以下のようなことをすることで、ECサイトを購入者にとって有益なものにする必要があります。
- ブログやメールマガジンを発信する
- SNSを活用する
- 定期的にホームページの内容を見直す
しっかりとした売り上げを上げるには、このような地道な努力が必要になります。ECサイトで売り上げを上げたい方は、ぜひ実践してみてはいかがでしょうか。
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