【2025年最新版】EC市場規模と近年のトレンド

今回の記事では、2025年最新のEC市場規模とトレンドについてご紹介します。今、ECサイトを運営されている方は特にご覧ください!
この記事の目次
国内EC市場規模は拡大傾向
BtoC、BtoBのEC市場規模とEC化率
2025年8月の経済産業省の調査によれば、2024年のBtoCのEC市場規模は26.1兆円(2023年24.8兆円、2022年22.7兆円、前年比5.1%増)に拡大しており、EC化率も9.8%(前年比0.4ポイント増)に増加しています。
また、2024年のBtoBのEC市場規模も514.4兆円(2023年465.2兆円、2022年420.2兆円、前年比10.6増)に拡大しており、EC化率も43.1%(前年比3.1ポイント増)と増加しています。
BtoC、BtoB共にEC市場規模もEC化率も増加傾向にあり、EC市場は拡大し続けているようです。

出典: 経済産業省|令和6年度電子商取引に関する市場調査の結果を取りまとめました
国内BtoCの分野別EC市場規模
同調査ではBtoCの各分野の市場規模についてもデータを公表しています。ここでは特徴的な箇所を簡単にご紹介します。
今回の調査でも物販系分野、サービス系分野、デジタル系分野は全て増加しており、物販系分野は15.2兆円(2023年14.6兆円、前年比3.7%増)、サービス系分野は8.2兆円(2023年7.5兆円、前年比9.43%増)、デジタル系分野は2.6兆円(2023年2.6兆円、前年比1.02%増)と増加しています。
物販系分野
物販系分野は市場規模が大きい順に、「食品、飲料、酒類」(3兆1,163億円)、「生活家電・AV機器・PC・周辺機器等」(2兆7,443億円)、「衣類・服装雑貨等」(2兆7,980億円)、「生活雑貨、家具、インテリア」(2兆5,616億円)と並んでおり、昨年同様これら4カテゴリーを合わせると物販系分野全体の73%を占めます。
EC化率については高い順から「書籍、映像・音楽ソフト」(56.45%)、「生活家電、AV機器、PC・周辺機器等」(43.03%)、「生活雑貨、家具、インテリア」(32.58%)と並んでおり、これらの順番は昨年と同様です。また、市場規模が最も大きい「食品、飲料、酒類」のEC化率は4.52%と昨年の4.29%より増加してはいますが、他に比べてEC化は進んでいません。
サービス系分野
サービス系分野は「その他」を除いた市場規模が大きい順に、「旅行サービス」(3兆5,249億円)、「金融サービス」(9,890億円)、「飲食サービス」(9,692億円)と並んでおり、昨年同様やはり「旅行サービス」の割合が突出していることが分かります。これら3つの市場規模の伸びは他よりも大きく、これからも増加すると考えられます。
デジタル系分野
デジタル系分野は「オンラインゲーム」(1兆2,553億円)が全体のおよそ47%を占めますが、昨年より0.58%「オンラインゲーム」の市場規模は減少しています。一方で、デジタル系分野全体で見ると前年比1.02%増加しています。
近年のEC市場のトレンド
2024年も規模が拡大しているEC市場。そんなECで近年押さえておいた方が良いトレンドは以下の通りです。
- AI活用
- ソーシャルギフト
AI活用
AI活用の範囲は近年急速に広がりを見せており、AIはECサイト運用にも大きな影響を与えています。
AIによる概要
日本国内の検索エンジンシェア率1位であるGoogleが検索時にAIによる概要を表示するようになり、これまでよりも検索結果をスクロールしなくても、目的の情報に辿り着けるようになりました。これによってクリック率の低下が懸念されています。
出典:Statcounter Global Stats|Search Engine Market Share Japan

最近ではChatGPTなどの生成AIで商品やサービス、企業を検索するといったことも増えてきており、全国の10代~60代以上の男女1,008名を対象とした調査では、全体の21.3%が、「生成AIで商品・サービス・企業を検索・比較した経験がある」と回答しています。
出典:株式会社メディアリーチ|生成AIによる商品・サービス・企業の検索・比較行動調査 2025年版
生成AIが事実に基づかない誤った情報を生成する可能性があることを考えると、これからのECサイト集客につながる情報発信は信頼性を始めとしたEEAT(経験、専門性、権威性、信頼性の4つ)が重要になると考えられます。
これからのWebサイト集客のための情報発信については、以下の記事で詳しくご紹介しています!
生成AIの活用
カラーミーショップのショップオーナーを対象とした「AI活用に関するアンケート」によれば、どのような業務でAIを活用していますかという質問に対し、商品ページの文章作成とSNS投稿・ブログ記事の作成の2つで76.9%を占めます。
AIを活用している業務は「商品ページの文章作成」が61.5%と最も多く、次いで多かったのがSNS投稿・ブログ記事の文章作成でした。多くの方が文章生成AIを活用していることがわかりました。
出典:GMOペパボ株式会社|【アンケート調査結果】EC運営におけるAIの活用について
この他、AIを使って商品画像を生成する、といったことにも生成AIが使われるようになってきています。有効活用すれば、サイトへの集客につながる情報発信にかかる負担を減らすことができるでしょう。
ソーシャルギフト(eギフト)
ソーシャルギフトとは、相手の住所が分からなくても、メールやLINEなどでギフトを贈ることができるサービスです。その手軽さや利便性から、若年層を中心にギフトの送り方として注目されています。
ソーシャルギフト(eギフト)を贈ったこと・もらったことに関する調査では、ソーシャルギフトを「贈ったことがある」と回答した割合は上がってきており、「ソーシャルギフト自体を知らなかった」と回答した割合は下がってきています。徐々に認知度が高まっていると言えるでしょう。
出典:グルーヴ株式会社|【2025年版】ソーシャルギフト(eギフト)を贈ったこと・もらったことはありますか?
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2025年最新のEC市場規模とトレンドについてご紹介しました。EC市場規模はなおも拡大中です。最新のトレンドを押さえ、他社より魅力的な買い物体験を提供することで販路拡大や売上アップにつなげましょう!
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