技術者KのPython道場
1.Excelファイルでの作業の自動化
その1
こんにちは、技術者Kです。
皆さんはExcelを使っていて、同じような作業を繰り返して煩わしい思いをしたことはありませんか?
そんなとき、「こういう単純な作業を自動化できればなぁ…」と思ったことはないでしょうか。
今回は、そんな思いをしたことのある皆さんに向けて、私たちがExcelでの単純作業を自動化した例をご紹介します。
Excelを使った業務をしている人は必見です!
ケース設定
下のExcelファイルの画像をご覧ください。
上のようなとある仕入伝票のExcelファイルがあったとします。
この表から、会社名ごとにデータを抜き出してそれぞれ別のExcelファイルに保存することを考えてみます。
普通にやろうとすると、フィルタをかけて、コピー&ペーストを繰り返して、新しいシートを用意して…とするのではないかと思います。
これが何千行、何万行とデータが書かれていて、会社名がいくつもあると、手作業では非常に大変な作業になってしまいます。
しかし、このような単純作業はシステムを一度組んでしまえば、ミスなく手作業より圧倒的に早く完了することができます!
今回の場合、必要な情報はたった3つ。
- 分割元のExcelファイルの場所と名前
- 分割元のExcelファイルのシート名
- 分割後のExcelファイルを保存する場所
これさえ分かれば分割することが可能です!
システムを実行するだけで…
このように、会社名ごとに分けたファイルを作成することができます!
まとめ
いかがでしたか?
今回は、特定の条件の行を抜き出して、それぞれのExcelファイルに保存する例をご紹介しました。
Python道場では、プログラミング言語Pythonを使って役に立つシステムの例をこれからご紹介していこうと思います。
興味を持った!使ってみたい!という方は、お気軽にご連絡ください。