失敗しないためのホームページリニューアルの進め方!
今回の記事では、ホームページのリニューアルの進め方についてご紹介します。
今あるホームページのアクセス数、お問い合わせ、申し込みを増やしたいとお考えの方はぜひご覧ください!
目次
ホームページリニューアルの進め方
ホームページリニューアルは以下のような手順で進めていきます。
- ホームページリニューアルの目的を決める
- 現状の課題を分析する
- リニューアル後のホームページに必要な要件を決める
- サイト構成を決める
- 制作する
- 運用、改善していく
Step1.ホームページリニューアルの目的を決める
まずは、なぜホームページをリニューアルするかを明確にします。
ホームページをリニューアルする理由やタイミングにはいくつか存在しますが、その中でも特にこれ!というものを決めておきます。
リニューアルするうえで必要な要件を見落とさず、不要な要件を盛り込まないようにするためです。
最小限のコストで最大限の効果を得られるように、必ずリニューアルの目的を明確にしましょう。
さらに踏み込んで言うなら、数値目標を設定すると尚良いです。
例えば集客を目的とするのであれば、サイトへのアクセス数や、サイトからのお問い合わせ・お申込みの数の目標を設定すると良いでしょう。
採用を目的とするのであれば、サイトからの応募者数の目標がおすすめです。
あらかじめ数値目標を設定しておくことで、運用後の改善案を考えるのに役立てることができます。
Step2.現状の課題を分析する
目的を明確にしたら、次はなぜ目標が達成できていないかを整理しましょう。
Google Analyticsのような分析ツールを使って、日々のアクセス数や新規ユーザー数、問い合わせページの閲覧数などを確認し、目標を達成するためにどの数値を改善する必要があるかを検討します。
分析ツールが導入されていない場合は、現在のサイトを自分で使ってみて使いづらかったと感じた点を列挙すると良いでしょう。
周囲の人からもサイトの使い心地についての意見をもらえると尚良いです。
Step3.リニューアル後のホームページに必要な要件を決める
現状の課題が見えてきたら、競合他社のサイトをはじめ、他の様々なホームページを見てみましょう。
今のサイトには無い、必要だと思うような要素が見つかると思います。
それらをまとめておきましょう。
同時に、リニューアルする目的に沿った機能やデザインといった要件をまとめておきます。
Step4.サイト構成を決める
要件が定まったら、必要だと思われるページを書き出していきましょう。
Step1で決めた目的やStep3で見た競合他社のサイトを参考に、過不足ないように必要なページを考えます。
その後、ページを似ている内容ごとにグループ分けしましょう。
このときに、どこのグループにも属さないようなページが現れるかもしれませんが、そのページは無理にグループ分けしなくてOKです。
グループ分けをしたら、サイトの階層をまとめてみると良いです。
TOPページを一番上の階層として、その下の階層がグループ1、グループ2…、さらにその下の階層がグループ1-1、グループ1-2…となるように、書き出します。
TOPページ→会社情報→会社概要、企業理念…、TOPページ→事業内容→事業1、事業2…といった風にまとめます。
目安として3階層までにとどめると、使いやすいホームページになります。
Step5.制作する
ここまで来たら、Step3の要件やStep4のサイト構成を基に制作していきます。
制作に関しては、制作会社に依頼することを強くおすすめします。
WixやJimdoなどのホームページ制作ツールやWordPressの無料テーマなどで安く自作することももちろん手ですが、
要件に合った機能やデザインがなかったり、要件に合うホームページを作るのに専門的な知識が必要になったりする可能性が非常に高いためです。
Step6.運用、改善していく
一度、サイトをリニューアルしたら後は放っておいても良いわけではありません。
リニューアル後しばらく運用してみて、分析ツールを用いたり、実際に使ってみたりして更なる改善案を検討します。
1か月、3か月、半年、1年…といった区切りで、時々振り返ってみましょう。
リニューアルしたからといって、すぐに目標達成できるわけではありません。
むしろ、その後ブログをはじめとした情報発信を通して、目標達成できるようにホームページの価値を育てる必要があります。
ホームページリニューアルにおける注意点
- デザインだけの変更は効果が期待できない
- リニューアルした後、サイト更新を放置しない
デザインだけの変更は効果が期待できない
リニューアルという点では、ホームページ内のフォントや色、画像などのデザインを変更するだけでもリニューアルしたと言えるでしょう。
しかし株式会社WACULの調査によれば、これらの表層的変更はサイトの直帰率を上昇させる要因となる確率が高いようです。
新規コンテンツの追加や既存コンテンツの削除のような構造的な変更がないと、望む効果は期待できないでしょう。
リニューアルした後、サイト更新を放置しない
絶対にサイト更新を放置してはいけません。
ホームページを訪れた人に、「この会社(商品、サービス)は大丈夫だろうか…?」と不信感を抱かせる要因になってしまうからです。
ホームページリニューアルの目的が何であれ、ホームページを見る人が減る放置は絶対にしてはいけません。
公開したら終わりではなく、むしろ目的達成のための始まりだということを覚えておきましょう。
まとめ
ホームページのリニューアルの進め方についてご紹介しました。
効果が出るホームページにリニューアルするためには、数値目標や必要な要件などを整理し、要件通りに実装していく必要があります。
自分でリニューアルするには専門的な知識や多くの時間を必要とするため、制作会社に依頼することがおすすめです。
ホームページを価値あるものにするために、リニューアルを制作会社に依頼してみてはいかがでしょうか。
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