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ホームページ運用の課題と改善のポイント

この記事ではホームページの運用方法、特にもホームページの更新のポイントについてご紹介します。ホームページやECサイトで販路開拓・売上アップを狙っている方はぜひご覧ください!

多くの企業がホームページを開設しているものの、上手く運用できていない

ホームページの開設状況

総務省が公表している令和3年の通信利用動向調査報告書(企業編)によれば、令和3年時点でホームページを開設している企業は9割以上に及びます。今や企業がホームページを持つことが当たり前の時代になり、ホームページを開設するだけでは効果が薄くなっていると言えるでしょう。認知度向上や販路開拓、売上アップなどの成果達成に繋げるためには、ホームページを開設するだけでなく、その後の運用が非常に重要になってきています。

出典:総務省|令和3年通信利用動向調査報告書(企業編)

ITツール・システムを活用した販売促進活動としてホームページの活用を挙げる企業は多い

不要不急の外出を避ける、人同士の密な接触を避けるといったことが求められた新型コロナウイルス感染症の拡大は、ITツールやシステムの活用を見直すきっかけとなったと考えられます。中小企業庁が公表している2021年版 中小企業白書(HTML版)によれば、感染症の流行前後でやや減少が見られるものの、依然として「自社HPの活用」はITツール・システムを活用した販売促進活動として多くの企業が挙げています。商品・サービスの認知度向上や売上アップを達成する上でのホームページを活用する重要性は、多くの企業が感じるところと言えるでしょう。

出典:中小企業庁|2021年版 中小企業白書(HTML版)

ホームページの更新に課題を抱える企業も多い

このように、ホームページは多くの企業から商品やサービスの販売促進活動として有効性が期待されています。しかし実際問題として、自社のホームページは上手く活用できているでしょうか?

JetB株式会社のホームページ運用において大変だと感じる業務に関する調査レポートによれば、ホームページ運用において大変だと感じる業務として、46.81%のWeb運用者が「ブログ更新」が最も大変だと回答しています。また、株式会社ペライチが公表した「ホームページの更新に関する意識調査」によれば、およそ2.2社に1社がホームページ更新の頻度が月に1回以下であると回答しています。

出典:JetB株式会社|ホームページ運用において大変だと感じる業務に関する調査レポート

出典:株式会社ペライチ|ホームページの更新に関する意識調査

こうした更新作業の大変さをはじめ、ホームページの活用には様々な課題があります。ついには更新が途絶え、放置されてしまっているケースも少なくありません。逆を言えば、ホームページを上手に活用することができれば、販売促進活動の点で他社との差別化を図ることができるでしょう。

ホームページの運用における主な課題

ホームページの運用における課題として、以下のようなものが挙げられます。

  • ホームページの更新が大変
  • ホームページの成果が上がらない
  • どうホームページを運用したら良いか分からない

ホームページの更新が大変

先ほどご紹介したように、ホームページの更新作業が大変と感じる企業は多いです。狙ったキーワードでの検索上位表示を図るSEO対策などの点から、継続的なホームページの更新は非常に重要なのですが、ホームページを訪れるユーザーにとって魅力的なコンテンツを調査し、発信し続けるのが難しいこともまた事実と言えます。

ホームページの成果が上がらない

認知度向上、お問い合わせ数の増加、売上アップなど、ホームページを制作する目的は多岐に渡りますが、そうした成果を上げづらいといった課題もあります。ホームページで成果を上げるには、ホームページへのアクセス数を増やし、問い合わせ・商品購入までの導線を改善するための施策を継続的に行うことが必要です。SSL対応やレスポンシブ対応されていない場合など、場合によっては抜本的なホームページのリニューアルをした方が良いこともあります。

どうホームページを運用したら良いか分からない

成果が上がらないことと関連しますが、そもそもホームページの運用は何をどうしたら良いか分からないといったケースもあるかと思います。ブログ更新、保守管理、お問い合わせの対応、アクセス解析など、ホームページの運用作業は幅広く、適切に運用するには一定の知識が必要となり、SEO対策などの学習が必要となるでしょう。

ホームページを運用して成果を上げるには

ホームページを運用して成果を上げるポイントとして、以下のようなものが挙げられます。

  • ホームページのリニューアルを検討する
  • ホームページの更新の優先順位を付ける
  • ホームページを訪れるユーザー目線を意識する
  • インプットとアウトプットを継続する

ホームページのリニューアルを検討する

ホームページの成果が上がらない場合は、そもそもホームページの構造に問題があるかもしれません。例えば先ほどご紹介した、SSL対応やレスポンシブ対応されていないケースで言えば、セキュリティ対策が不十分であったり、ユーザーにとって見づらいものであったり、使いづらいものになっています。

集客のための施策や問い合わせ数アップのための施策を行ったとしても、構造上の問題を抱えるホームページでは効果が半減してしまいます。ホームページの活用を検討された際は、まずはホームページのリニューアルを行い、成果達成に繋げやすいホームページに作り替えてみてはいかがでしょうか。

ホームページの更新の優先順位を付ける

ホームページの改善箇所は、掲載しているテキストの内容や各要素のデザイン、ホームページの構造など非常に多くの種類があります。これら全てを一度に更新することは多大なコストを要するため、更新の容易さ、見込まれる効果の高さなどを基準に優先順位をつけた上で更新すると良いでしょう。更新にはプログラミングの知識が必要となるものもある中で、ブログ記事の投稿はホームページ更新の中でも手軽に行うことができ、見込み顧客のアクセス数を増やせるため、特におすすめです。

ホームページを訪れるユーザー目線を意識する

ホームページで成果を上げるにはユーザー目線が非常に重要となります。アクセス数やお問い合わせ数を増やすには、ユーザーがどんなキーワードで検索するか、どんな経路でお問い合わせや商品購入ページに辿り着くかといったユーザー目線の調査・分析が不可欠です。ホームページの構造や発信する情報の内容などを改善する際は、主観ではなく、客観的に見てどう改善したら良いかを考えるのがおすすめです。

インプットとアウトプットを継続する

ホームページの運用作業には様々な種類があります。中でもホームページで成果を上げる点において重要な更新作業は、SEO対策の知識をはじめ、学ぶ内容が多く、苦労することかと思います。まずは負担の小さなところから、継続的にホームページの運用方法について学習し、その内容をホームページに反映させることを目標にしてみましょう。成果を上げるのに一定期間の努力が必要となるホームページの運用は、何よりも続けることが重要です。

ホームページの運用で成果を上げるには継続的な改善がポイント

ホームページの運用方法のポイントについてご紹介しました。多くの企業がホームページを持っている現代では、持っているだけでは効果が薄く、成果を上げるにはきちんとホームページを活用することが大切になります。一方で、ホームページの運用はブログ更新をはじめ負担と感じるものも多く、適切に運用できていないホームページも少なくありません。

役に立つホームページにするには、訪れたユーザーがどんな情報を求めているかを分析し、お問い合わせや商品購入までの導線を整える継続的な改善が必要です。とはいえ、いきなりあれもこれもと着手する必要はありません。何より継続して行うことを目標に、できることから1つずつ始めて改善してみましょう!

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