ブログ

ホームページやECサイト、DXの制作・運用に参考になる情報を随時発信しています。

ペルソナ設定の方法を分かりやすく解説【マーケティングの効果を上げる】

この記事では、ペルソナ設定の必要性や方法についてご紹介します。効率的なマーケティング、特にもホームページへの集客など、Webマーケティングに興味のある方はぜひご覧ください!

効果的なマーケティングにはペルソナ設定が不可欠

ペルソナとは

ペルソナとは、特定の商品やサービスを購入してくれる架空の人物像のことを指します。ペルソナ設定とはそのような人物を設定する作業のことです。ターゲットのような性別、年齢といった要素だけでなく、家族構成やライフスタイルなど更に詳細に設定されたものがペルソナです。

ペルソナ設定をすることで顧客理解が深まる

ペルソナ設定をすることには以下のようなメリットがあります。特にも顧客理解が深まり、マーケティングの精度が向上する点が重要と考えられます。

  • 顧客理解が深まり、マーケティングの精度が向上する
  • 狙うべき人物像を関係者全員で共有できる

狙うべき人物像を絞って考えることは、一見、商品やサービスを提供する対象を狭める行為に思えるかもしれません。しかしそうすることによって、特に商品やサービスを届けたいユーザーの人物像が明確になり、結果マーケティングの施策の効果がアップします。ユーザーの人物像が曖昧だと、情報発信の訴求力が弱くなってしまいます。

顧客理解はマーケティングにおける重要な課題として考えられている

マーケティングにおける課題の中でも、顧客理解は上位に挙がる課題です。実際、ナイル株式会社がマーケティング担当者を対象に実施したマーケティングにおける課題調査によれば、全体の約8割がマーケティングにおける課題を持っていると回答。BtoB、BtoC共に「顧客理解」を重要な課題と認識していることが伺えます。

出典元:ナイル株式会社|マーケティングにおける課題調査

出典元:ナイル株式会社|マーケティングにおける課題調査

ペルソナ設定の難しさ

顧客理解を深め、狙った人物をより引き込むためにペルソナ設定は有効とされていますが、一方で「ペルソナ設定は難しい」といった声もあります。ペルソナ設定の難しい点は以下の2つだと考えられます。

  • 時間や手間がかかる
  • 定期的な見直しが必要

時間や手間がかかる

充分な調査・分析を行わず、イメージだけで勝手なペルソナを設定すると、かえってマーケティングには逆効果になります。実在する想定顧客の人物像を明確にするために、ペルソナ設計には信頼できるアンケート調査やお客様の生の声が反映されたインタビューが必要となり、時間や手間がかかってしまいます。

定期的な見直しが必要

ペルソナは一度設定したら終わりではなく、流行やニーズに合わせて適宜見直し、設定しなおす必要があります。顧客を取り巻く環境の変化、それに伴う価値観や行動の変化に注意を向け、誤ったペルソナになっていないか、常に改善する意識が必要です。

ペルソナ設定の方法

基本的なペルソナ設定では入念な調査・分析を行い、様々な角度から情報を集め、理想となる顧客の人物像を固めていきます。しかし、近年ではAIがペルソナを自動で生成するといったように、簡単にペルソナ設定ができるツールも現れてきています。それぞれの方法について詳しく見ていきましょう。

基本的なペルソナ設定の進め方

正確なペルソナ設定をするためには、以下の手順で進めていく必要があります。

  1. ペルソナ設定する人物についての情報収集を行う
  2. 集めた情報を項目ごとに整理していく
  3. 整理した情報からペルソナを組み上げる
1.ペルソナ設定する人物についての情報収集を行う

まずは信頼できる情報を集めるために以下のような方法で情報を多角的に集めます。

  • 製品やサービスを利用したお客様へのアンケートやインタビューを実施・振り返り
  • 社内の顧客データを分析する
  • 政府や調査機関などの信頼できる調査結果を探す
  • ネットやSNS上の口コミを探す
2.集めた情報を項目ごとに整理していく

その後、項目別に集めた情報をまとめます。まとめる項目の例は次の通りです。

  • 年齢
  • 性別
  • 住んでいる地域
  • 職業
  • 年収、貯蓄
  • 平日・休日の過ごし方
  • 日課
  • 趣味、特技
  • 家族構成、人間関係
  • 夢や目標
  • 最近感じる不満や悩み
  • インターネットの利用時間とその時間帯
3.整理した情報からペルソナを組み上げる

設定した項目を調査したデータで埋めていき、架空の人物像を作り上げていきます。そういう人物がいそう、という所までイメージできるようになれば完璧です。イメージが湧かない場合は、調査する項目を増やしてみましょう。

ペルソナをChatGPTで自動生成するツールも出現

このように、ペルソナをしっかりと設定するには様々な方法で情報を集め、多くの項目についてまとめる手間がかかります。手っ取り早くペルソナを知りたいという方には不向きです。

そこでペルソナ設定を試しにしてみたいという方は、ChatGPTなどのAIに頼ってみてはいかがでしょうか。例えばGrow Group 株式会社がリリースしたペルソナAIを使えば、無料で簡単にペルソナを作ることができます。

画像に alt 属性が指定されていません。ファイル名: 20230809_ec_persona_ai-1024x498.png

参考:AI支援のペルソナ生成ツール【ペルソナAI】

ペルソナAIでペルソナを作ってみた例

ペルソナAIは、ChatGPTで用いられている自然言語処理の人工知能モデルを利用しており、3ステップでペルソナを作ることができます。

参考:【ChatGPT × ペルソナ】無料で使えるペルソナ作成ツール「ペルソナAI」をリリース

例として、新規のホームページやECサイトを求める方のペルソナを作ってみた場合のペルソナをご紹介!まずは法人向け事業か個人向け事業か選び、提供する事業内容を入力します。

参考:AI支援のペルソナ生成ツール【ペルソナAI】

次にターゲットについて、性別や年収、居住地などを入力していきます。

参考:AI支援のペルソナ生成ツール【ペルソナAI】

最後に追加して入力する情報があればそれを入力して、サインアップ又はログインすることで自動生成します。今回は特に入力せずに生成してみました。

参考:AI支援のペルソナ生成ツール【ペルソナAI】

生成には30秒ほどかかり、ペルソナ概要やニーズ等が表示されます。

参考:AI支援のペルソナ生成ツール【ペルソナAI】

参考になりそうなニーズや課題、シナリオが出力されました。出力された内容を鵜呑みにしないように注意する必要はありますが、一つの参考となるペルソナが簡単に作れるのは魅力的です。

効果的なWebマーケティングはOffice Kにお任せください

ペルソナ設定の必要性や方法についてご紹介しました。効果的なマーケティングを行うには、顧客理解が必要不可欠。顧客理解を深めるためにペルソナ設定が有用とされていますが、入念な調査や分析にはコストが発生します。

ChatGPTなどのAIの力を使えば、手軽にペルソナ設定を行うことが可能です。本来AIを使う際には質問文を工夫する必要があるのですが、そうした工夫を意識しなくとも簡単にペルソナ設定ができるツールも出てきています。ただしAIを利用する場合でも、出てきたペルソナは1つの参考として留めておき、統計データやお客様へのインタビューといった調査結果で裏どりをすることをおすすめします。


Office Kはホームページの制作前に徹底した市場調査とキーワード分析を行うことで、想定される訪問者が求める情報を導き出し、集客力の高いホームページを制作いたします。制作後の運用で欠かせない、検索上位表示させるためのコンテンツ内容のご提案なども行っております。

ホームページの新規制作やリニューアルは、SEO対策に強いOffice Kにぜひお気軽にご相談ください!

集客できるホームページをお求めの方はぜひご一読ください

効果があるホームページをお求めの方向けに、Office Kのホームページ制作にかける熱い思いやこだわり、Web集客を成功につなげるためのポイント等を以下のページでご紹介しています。