失敗しないECサイトの作り方【EC初心者必見】
この記事では、ECサイトの作り方についてご紹介します。新しくECサイトを立ち上げようとしている方や、今あるECサイトのリニューアルを検討されている方はぜひご覧ください!
目次
重要性が増すECサイト
拡大するEC市場
経済産業省の調査によると、2022年の日本国内のBtoC-EC(消費者向け電子商取引)市場規模は前年比9.91%増の22.7兆円に拡大しています。また、EC化率も前年比0.35ポイント増の9.13%と増加しており、ネットショッピングの利用が広がっていることが伺えます。
出典:経済産業省|「令和4年度デジタル取引環境整備事業(電子商取引に関する市場調査)」
巣ごもり需要によるネットショッピング利用の広がり
ネットショッピングの利用が広まった大きな契機の1つは、新型コロナウイルス感染拡大による巣ごもり需要の増加でしょう。上のグラフでも、新型コロナウイルスが流行し始めた2020年は市場規模が縮小していますが、翌年2021年には前年比7.35%増の20.7兆円に拡大しています。
現在は新型コロナウイルス感染症が5類に移行し、実店舗の利用もある程度回復しており、共通ポイントサービス「Ponta(ポンタ)」を運営する株式会社ロイヤリティ マーケティングの調査によると、感染拡大前を100%としたときコロナ禍で70%ほどまで下がった実店舗の利用回数は、5類移行後におよそ90%程度まで回復しています。一方で100%にはなっていないことから、ネットショッピングの利便性を知った人が今なおネットショッピングをしていることが考えられます。
出典:ロイヤリティ マーケティング調べ|Pontaデータで見る消費者動向「実店舗の利用状況」コロナ5類感染症移行後、実店舗の利用回数はコロナ前の9割に回復コロナの影響で行動が大きく変化した層は20代
ネットショッピングの利用率
新型コロナウイルス感染症拡大の影響もあり、今や私たちの暮らしにネットショッピングは欠かせないものになりました。総務省のネットショッピング利用世帯の割合の調査によれば、2021年時点で二人以上の世帯の約半数以上がネットショッピングを利用する状況が続いています。
出典:総務省|令和3年版 情報通信白書|オンライン消費の増加
また、ニールセン デジタル株式会社の調査によれば、2021年12月は5,000万人以上がネットショッピングを利用していることが分かります。商品を売る対象が全国となるネットショップなら、これだけ多くの人に商品を購入してもらえる可能性があるのです。
出典:ニールセン デジタル株式会社|ニールセン、デジタルコンテンツ視聴率のMonthly Totalレポートによる オンラインモールのサービス利用状況を発表
ECサイトの作り方がネットショップ成功のカギを握る
ネットショップの店舗数の増加により競争が激化
ネットショッピングの利用が広まっていることから、販路拡大のためにECサイト(ネット通販サイト)の開設やリニューアルを検討される方もいらっしゃるかと思います。しかしネットショップの数が増え、EC市場内での競争が激化していることもまた事実です。エンパワーショップ株式会社の調査によれば、2023年の日本国内のネットショップの店舗数は約455万となっており、前回調査の2021年のときの約419万と比べ8.6%ほど増加しています。
出典:エンパワーショップ株式会社|【2023年最新版】国内のECサイト・ネットショップの総稼働店舗数
出典:エンパワーショップ株式会社|【2021年最新版】国内のECサイト・ネットショップの総稼働店舗数
ネットショップ開業のよくある失敗例
競合となる店舗が増えることによって、ネットショップで成功するのはより難しくなっています。ネットショップ開業のよくある失敗を以下にまとめました。
- ECサイトへの集客力が弱い
- リピーターへの対策が不十分
- ECサイトが使いづらい
- 安心して購入できないECサイトになってしまっている
- 利益のシミュレーションが甘い
これら失敗の要因の1つとして挙げられるものとして、ECサイトの作り方があります。ECサイトを作る方法は多数存在しますが、機能やサポート、費用などの要素がそれぞれ異なるため、ECサイトを用意する際の状況や目標を踏まえて判断することが重要です。
ECサイトの作り方
ECサイトの作り方の種類
大きく分けると、ECサイトの作り方はモール型ECサイトと自社ECサイトの2つに分けられます。
Amazonや楽天市場、Yahoo!ショッピングなどで出店するモール型ECサイトには、初めから一定の集客効果が見込める、サイトのデザインを考えるといった手間を省くことができるメリットがあります。その一方、価格競争が起きやすい、出店料や手数料が高額といったデメリットもあります。
ShopifyやBASEなどのサービスを利用したり、ecbeingなどのオープンソースを利用したりして作る自社ECサイトはデザインや機能を自由にカスタマイズすることができますが、初期の集客力はありません。売上を伸ばしていくにはサイトの集客力を付けるのが不可欠で、お客様にとって有益な情報の発信を続ける必要があります。
自社ECサイトの作り方
自社ECサイトの作り方には様々な種類がありますが、代表的なものとして以下のものが挙げられます。
- ASP型
- オープンソース型
- パッケージ型
- フルスクラッチ型
これらはかかる費用やカスタマイズ性、サポートなどが異なるため、予算や人員、ECサイト運営の経験や必要な機能などを整理して最適な方法を選択することが重要です。
自社ECサイトの各作り方の詳細はこちらの記事でご紹介しています!
ASP型はネットショップ初心者におすすめ
ECサイトの作り方は非常に多種多様で、特に初めてネットショップを作る方は「どれを選べばよいのか分からない…」というお悩みを抱えている方もいらっしゃるかと思います。そんな方におすすめなのがASP型ECサイトです。ASP型ECサイトには、以下のメリットが存在します。
- コストを抑えられる
- 手軽に作ることができる
- Web制作の知識がなくても運用できる
ASP型ECサイトは導入コストが安いことが特徴で、中には初期費用が無料のものも存在します。クラウド上で提供されているサービスを利用してECサイトを作るため、サーバーのレンタルやソフトウェアのインストールといった手間も不要。サイトのデザインテンプレートを利用して、商品登録や配送設定などを管理画面上で行えば、ネットショップを開くことができます。
デザイン面や機能面はパッケージ型やフルスクラッチ型と比べると制限があることがデメリットですが、有料のデザインテンプレートやアプリと呼ばれる拡張機能である程度補うことができる場合もあるため、初めてECサイトを作る場合はおすすめです。
人気のASPカートについて、こちらの記事でご紹介しています!
ECサイトの作り方は費用やサポート、機能などを総合的に判断して決めることが重要
ECサイトの作り方についてご紹介しました。現在ではECサイトを作るのに様々な方法があり、ECサイトを用意するのは簡単になりました。一方でコロナ禍による巣ごもり需要もあり、ネットショップの数が増加し、ネットショップの運営を成功させるのが難しくなっています。ECサイトを制作する前に予算や人員、必要な機能を整理しておくことで、最適なECサイトの作り方でECサイトを作ることができます。
ECサイト制作は制作会社に依頼するのがおすすめ
上でもご紹介した通り、特に初めてネットショップを開業される方にはShopifyやBASE、STORESといったサービスを利用して、ASP型ECサイトを制作するのがおすすめです。また、ASP型ECサイトは比較的簡単に作ることもできますが、以下の点から制作会社に依頼して用意することをおすすめします。
- SEOやHTML、CSSといった専門知識が不要
- 制作にかかる時間や人員を削減できる
- 魅力的かつ集客力を向上させるサイトができる
自分でECサイトを作成する場合、サイトのデザインが他のネットショップに似たデザインで物足りなく感じたり、商品登録や送料設定などの各種設定、追加の機能の設定が煩雑に感じたりすることがあります。また、ネットショップを成功させるには訪問者数や購入率をアップさせることが重要で、それらを実現させるにはSEOや導線設計といったWebマーケティングの専門知識が必要です。制作会社に依頼すれば、面倒な作業や専門知識を深く勉強することをしなくても、訪問者を集めやすく、購入率を高めるエッセンスが詰まったECサイトを用意してもらえます。
ASP型ECサイト制作はOffice Kにお任せください
Office Kでは、ECサイトの制作前に徹底した市場調査とキーワード分析を行うことで、訪れるお客様がどんな情報を求めているかを導き出し、集客力の高いECサイトを制作いたします。ASP型ECサイトの制作にも対応しており、ShopfiyについてはShopify Partnerにも認定されております。
ECサイトの新規開設やリニューアルのお問い合わせ・ご相談は、SEO対策に強いOffice Kにぜひお気軽にご相談ください!
販路拡大につながるECサイトをお求めの方はぜひご一読ください
売上アップを実現するECサイトをお求めの方向けに、Office KのECサイト制作にかける熱い思いやこだわり、Web集客を成功につなげるためのポイント等を以下のページでご紹介しています。
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