ホームページの効果を測定するには?改善に不可欠な効果測定の方法を解説!
この記事では、ホームページの効果測定の方法についてご紹介します。ホームページで販路開拓・売上アップを狙っている方はぜひご覧ください!
目次
なぜホームページの効果測定が必要?
ホームページがあるだけでは目標達成に繋がらない
ホームページを制作する際には、ホームページに何らかの効果を期待するかと思います。ホームページが果たす役割には以下のようなものが挙げられます。
- 企業そのもの、あるいは商品、サービスに対する認知度の向上
- 商品やサービスの販売、申し込み
- 人材募集
しかし、ホームページがこうした役割を果たすには継続的な改善が必要です。認知度向上のためにアクセス数を増やすにせよ、売上アップや人材募集のためにお問い合わせの数を増やすにせよ、訪問者目線に立った改善が必要となります。
検索順位を向上させることでWebサイトへの集客を狙うSEO対策も、近年現れたWixやJimdoといった、初心者でも簡単にホームページを作ることができるツールの出現によって、ますます難しくなっています。Webサイトの総数が増える中で検索順位を上げるには、他のサイトよりも訪問者が求める情報を掲載したり、訪問者に優しい作りに変えたりすることが不可欠です。ホームページの更新を放置してしまえば、ホームページの効果はどんどん小さくなってしまうでしょう。
1.ユーザーに焦点を絞れば、他のものはみな後からついてくる。
Google は、当初からユーザーの利便性を第一に考えてきました。新しいウェブブラウザを開発するときも、ホームページの外観に手を加えるときも、Google 内部の目標や収益ではなく、ユーザーを最も重視してきました。Google のホームページはインターフェースが明快で、ページが瞬時に読み込まれます。金銭と引き換えに検索結果の順位を操作することは一切ありません。広告は、広告であることを明記したうえで、関連性の高い情報を邪魔にならない形で提示します。新しいツールやアプリケーションを開発するときも、もっと違う作りならよかったのに、という思いをユーザーに抱かせない、完成度の高いデザインを目指しています。
出典:Google|Google が掲げる 10 の事実
SEO は、検索エンジンではなくユーザーを第一に考えたコンテンツに適用した場合に効果を発揮します。
出典:Google|有用で信頼性の高い、ユーザー第一のコンテンツの作成
ホームページ更新の成果を最大化するには効果測定が必要
闇雲にホームページを更新しても、効果測定していなければ、どの施策が効果的であったか評価できません。効率的にホームページを訪問者が求めるものへ改善していくには、どういった更新が効果的であったかを見える化する必要があります。
効果測定はおろか、ホームページの更新は滞りがち
目的達成のためにはホームページの継続的な改善が不可欠ですが、ホームページを継続的に更新できている企業は多くないように見受けられます。実際、株式会社ペライチが公表した「ホームページの更新に関する意識調査」によれば、45%がホームページ更新の頻度が月に1回以下であると回答しています。
ホームページの総数が増加していくことが想定される中でホームページの更新が滞ってしまうと、ホームページへの集客やお問い合わせ等のコンバージョンが見込めなくなってしまいます。全てを一気に更新する必要はありません。ブログ記事など更新が比較的手軽な箇所から着手し、その効果を測定することで、少しずつでもホームページを改善していくことがおすすめです。
ホームページの効果測定の方法
施策の効果測定を行い、ホームページを改善していくには以下のような手順で進めていきます。効果測定することで、効率的な改善に繋がるPDCAサイクルを回すことができます。
- Google Analyticsなどのアクセス解析ツールを導入する
- ホームページを制作した目的や目標を整理する
- 訪問者視点に立ってホームページの改善点を分析し、更新する
Google Analyticsなどのアクセス解析ツールを導入する
前提として、Google Analyticsなどのアクセス解析ツールをホームページに導入することが効果測定には必要です。アクセス解析ツールを導入することで、アクセス数や各ページの閲覧数、訪れた経路などを把握することができます。Google Analyticsは無料で導入でき、これらの改善に役立つ情報を知ることができるツールであるため、導入することをおすすめします。
この他、訪問者がホームページへ訪れたキーワードが分かるツールとしてGoogle Search Consoleが、訪問者がとった行動や反応を見える化するヒートマップツールとしてClarityなどがあります。Google Search ConsoleやClarityは無料で導入することができ、こちらもサイト改善に役立てることができるツールとなっています。
ホームページを制作した目的や目標を整理する
先ほどご紹介したように、ホームページが果たす役割は様々存在し、達成したい成果によって重視する指標も変わってきます。そのため、ホームページを制作した目的や達成したい成果を整理し、それに沿った目標を設定しましょう。アクセス解析ツールで現状を把握することで、定量的な目標を設定することができます。
例えばホームページの目的が認知度向上ならアクセス数を、売上アップならお問い合わせの数を…といったように指標を設定します。この点では、以下の記事のコンバージョン(CV)の例が参考になると思いますので、ぜひご覧ください。
訪問者視点に立ってホームページの改善点を分析し、更新する
どの指標を改善するか、またその数値目標を定めたら、改善のために何ができるかを訪問者視点で考えてみましょう。今のホームページに使いづらい点や情報が不足している点が無いかに注目すると、改善点を見つけやすいです。競合他社のサイトと比較してみることで、発見することができる場合もあります。
その後、実際にホームページに変更を加え、更新前後で改善したい指標の数値がどう変化したかを確認します。SEO対策を始め、ホームページの改善施策は効果が現れるまでに時間を要するものが多くあります。すぐに効果が出なくとも更新を途絶えずに、継続的にホームページの分析と改善を行うことが重要です。
ホームページの改善方法については、以下の記事で詳しくご紹介しています!
ホームページの効果測定の注意点
ホームページの分析、更新、効果測定を行って改善していく上での注意点として、以下のような点が挙げられます。
- データを基にホームページ改善の仮説を立てる
- 目標設定を細分化する
- 悩み過ぎずにまずはやってみるのも一つの手
データを基にホームページ改善の仮説を立てる
訪問者目線で考えることや、競合他社のホームページに有って自社には無いものを分析することは大切なことですが、主観や思いつきだけでホームページを更新するのはあまり効果的とは言えません。ホームページの改善案をたくさん思いつくことができても、それら全てを実行するには多くの手間や時間がかかってしまいます。Google AnalyticsやGoogle Search Console、ヒートマップツールなどのデータや、信頼できる調査結果などを確認し、有効そうな改善案から着手していくことがおすすめです。
目標設定を細分化する
売上アップやお問い合わせ数の増加はホームページを制作する目標の1つですが、ホームページを改善する上では更に詳細な目標を設定すると良いです。大きな目標達成にはその分時間や労力が必要になります。元々ホームページの改善には中長期的な更新が必要であることを踏まえると、比較的成果が現れやすい詳細な目標を設定すると良いでしょう。ホームページの更新や効果測定をする上でのモチベーションも保ちやすくなります。
例えば、売上アップやお問い合わせ数の増加がWebサイトの成果(コンバージョン)としたときは、アクセス数や商品詳細ページ、お問い合わせページへの流入数などが詳細な目標(マイクロコンバージョン)として挙げられます。
マイクロコンバージョンの例やホームページの改善に重要なコンバージョン率を上げる方法は、以下の記事で詳しくご紹介しています!
悩み過ぎずにまずはやってみるのも一つの手
上記の注意点を踏まえて、ホームページの更新・効果測定を行い改善していくのが理想的ですが、特にホームページ運用初期はただ更新するだけでも大変かと思います。ホームページの改善はできるところから、継続的に行うことが重要です。訪問者目線で改善点を考えることやデータを確認することは勿論重要ですが、最初はあまり悩み過ぎずに更新・効果測定を行ってみて、慣れてきてから徐々に取り入れてみると良いでしょう。
ホームページを更新したら効果測定して改善につなげよう
ホームページの効果測定の方法についてご紹介しました。ライバルとなる他のホームページが増加することが想定される中、ホームページで成果を達成するには訪問者目線でのホームページの改善が不可欠です。改善のための施策が効果的であったか評価するには、Google Analyticsなどのツールが役に立ち、これらは無料で導入することができるものもあります。こうしたツールから得られる客観的なデータを基に、訪問者が求めるホームページに改善し、成果達成に繋げましょう!
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集客できるホームページをお求めの方はぜひご一読ください
効果があるホームページをお求めの方向けに、Office Kのホームページ制作にかける熱い思いやこだわり、Web集客を成功につなげるためのポイント等を以下のページでご紹介しています。
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