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【2023年版】ネットショップの売上アップのための方法

今回の記事では、ネットショップ(ECサイト)の売上アップを狙う方法について、最新のデータや記事を基にご紹介します。

※EC(Electronic Commerce、電子商取引のこと)

ネットショップの売上が伸び悩んでいる方はぜひご覧ください!

2023年のGWの売上は前年までより伸び悩んでいる?

コンサルロケッツ株式会社の調査によれば、集計した45サイト中30サイトが2022年よりゴールデンウィークの売上が落ち込んでしまっています。

今回集計した45サイトの内、
実に30サイトで2022年よりも売上が落ちてしまっている
(逆に45サイト中15サイトは23年のほうが伸びた)、

という厳しい結果です。

コンサルロケッツ株式会社|2023年版!楽天のGWの売上ってどうだったかを運営代行中のショップさんから探ってみた

これは新型コロナウイルス感染症の流行が落ち着いたことによる、巣ごもり需要の減少の影響が大きいことを示唆しているのではないでしょうか。

5類感染症に位置付けられ、政府としての外出自粛が求められなくなったことで、ネットで購入する必然性は以前よりも下がりました。


その一方、EC市場規模そのものは拡大しています。

経済産業省|電子商取引に関する市場調査の結果を取りまとめました

これらを踏まえると、EC市場での競争が今後激しくなると言えるでしょう。

これからのネットショップ運営には新たな一手が求められそうです。

これからのネットショップ運営で求められること

2023年ではEC市場内での競争の激化が予想されます。

そんな中、ネットショップの売上をアップさせていくには次のことに注意する必要があるでしょう。

  • 既存顧客の維持
  • 顧客との接点の増加

既存顧客の維持

新規顧客に販売するコストは既存顧客に販売するコストの5倍かかると言われています。(1:5の法則)

また、顧客全体の2割の優良顧客の売上が全体の売上の8割に及ぶとも言われています。(80:20の法則)

競争が激化しても既存顧客に商品の魅力をしっかりアピールして、気持ちをつなぎ留めておくことが必要でしょう。

具体的な方法として、クーポンやポイントカードの導入、メルマガやDMでの情報発信などが挙げられます。

顧客との接点の増加

今や、顧客が商品について知り、購入するまでの経路は多岐にわたります。

ターゲットを想定し、欲しいと思ったときに欲しいと思ったものを購入することのできる仕組み作りが、新規顧客の獲得・既存顧客の維持につながるでしょう。

企業ブログ、YouTube、Twitter、Facebook、Instagramなど様々な手段で情報を発信し、各径路で実店舗やECサイトでの購入に引き込めるような導線を確保することが、これからの時代の売上アップには不可欠です。

成功事例

最近の記事で、上に挙げた点に注意して売上をアップさせた方のお話をご紹介します。

次のことを意識したところ、担当する3ブランド5店舗の売上がコロナ禍前を上回り続けたそうです。

私たちが行ってきた2つのこと

私は和菓子屋さんのWebマーケティングを担当していますが、私が担当する3ブランド5店舗は、幸いにも売上がコロナ禍前を上回り続けました。

それは、私たちが次の2つのことを徹底的に行っていたからだと思います。

❶日々、お客様に役立つ情報やお得な情報を発信し続けた。
→例えば、季節の和菓子やおすすめの組み合わせなどを紹介したり、限定クーポンやプレゼントキャンペーンなどを実施したりしました。これによって、お客様の関心や購買意欲を高めることができました。

❷お客様の連絡先や購買履歴などの情報を集めて顧客リストを作り、リピーターとの関係を強化した。
→例えば、メールマガジンやLINE@などでお客様と定期的にコミュニケーションを取ったり、誕生日や記念日などに特別なメッセージやサービスを提供したりしました。これによって、お客様との信頼関係やロイヤルティを高めることができました。

note|コロナ禍でも売上を伸ばした和菓子屋さんの秘訣 -どんな社会情勢になってもこれさえあれば!-

顧客にとって魅力的な商品の情報発信や、クーポン、プレゼントなどのお得な情報の発信。

また既存顧客と密なコミュニケーションを取り、誕生日や記念日などでは特別なメッセージやサービスを提供するといったサプライズを行っています。

より多くのターゲットの心を掴んで離さないようにするためには、このような広く情報発信を続けることと既存顧客に「また利用したい」と思わせる工夫が必要だと考えます。

まとめ

ネットショップの売上アップを狙う方法についてご紹介しました。

競争の激化が予想されるEC市場。

競合他社より一歩抜きん出るためには、多くの方法で情報発信・商品購入できる仕組みを作り、既存顧客をしっかりと大事にすることがポイントになっていきそうです。


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