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新型コロナウイルス感染症の流行により、「おうち需要」が増えました。
外出を自粛している間、Amazonや楽天市場のようなECサイトを使って買い物をした方も多いと思います。
経済産業省の調査によると、コロナ禍までの期間でも9年連続でEC市場は拡大しています。
そんなECサイトを開設するためにECサイトについて詳しく知りたいという方もいらっしゃるのではないでしょうか。
今回はECサイトの定義とその種類、そして中でもモール型ECサイトについてご紹介します。
ECサイト開設に興味がある方は、ぜひ最後までご覧ください!
ECサイトのECは、『electronic commerce』から来ています。
直訳すると『電子商取引』のことで、ECサイトとはインターネット上に開設した商品を販売するwebサイトを指します。
しかし、多くの文脈でECサイトという言葉は概ねネットショップという意味で用いられています。
そのため、ECサイトのことをネットショップのようなものと捉えても問題ないでしょう。
一口にECサイトといっても、いくつかの種類が存在します。
まず、大きく分けると以下の2つに分けられます。
モール型ECサイトとは、Amazonや楽天市場、Yahoo!ショッピングといった複数の店舗が出店しているショッピングサイトです。
一方で自社ECサイトはその企業単独のショッピングサイトを指します。
自社ECサイトについては更に細かく分類されますが、それは次回以降の記事でご紹介します。
モール型ECサイトのメリットは以下のようなものが挙げられます。
ECモールには既に一定の認知度があり、そこでショッピングをするという人は月間数千万人いると言われています。
本来サイトを運営するうえで集客力アップやサイト閲覧者との信頼関係の構築は課題になるのですが、
その問題をスキップして商品を売ることができます。
また、モール型ECサイトではサイト運営するうえでやらないといけない、
独自ドメインを取得したりECサイトのデザインを考えたりといった手間も省くことができます。
手っ取り早く商品を売ることに専念できるのが魅力です。
モール型ECサイトのデメリットは以下のようなものが挙げられます。
自社以外の同業他社も出店しているため、少しでも売れやすくなるように値下げ合戦が起こりやすい傾向にあります。
類似商品を売る企業が多いほど、その商品で利益を得ることは難しくなってしまうでしょう。
他にも、自社でECサイトを構築する場合と比べると商品販売にかかる費用が高いという特徴があります。
Amazonを例にとると販売手数料だけでも8~15%かかります。
そのうえ更に月間登録料、基本成約料などの費用も追加でかかってしまい、収益性という観点では自社ECサイトに劣ってしまいます。
さらに、顧客情報はモール側が管理するため、詳細な分析ができない欠点があります。
今回はECサイトの定義とモール型ECサイトについてご紹介しました。
web上で商品を売ることを考えたときに真っ先に思い浮かぶのが、モール型ECサイトではないでしょうか。
集客力に自信がない場合やすぐに商品を販売したい場合におすすめです。