UGCとは?マーケティングで注目される理由やメリットを解説!
今回の記事では、近年マーケティングで重要視されるUGCについてご紹介します。
認知度向上や集客の方法をお考えの方はぜひご覧ください!
目次
UGC(User Generated Contents)とは
UGCとは、User Generated Contentsの略で、ユーザー生成コンテンツと呼ばれています。
UGCは企業ではなくユーザーによって作られたコンテンツという点が重要で、消費者の生の声が反映されるものです。
UGCの具体例として以下のようなものが挙げられます。
- 通販サイトの商品レビュー
- 個人が発信したブログやSNSの投稿
- SNS上のコメントやレビュー
今回の記事では、特にSNSにおけるUGCについて解説していきます。
UGCのメリット
UGCには以下のようなメリットがあると考えられています。
- 広告よりも信頼されやすい
- 消費者のニーズがつかめる
- 投稿の新たなアイデアを得られる
- SEOやクリック率アップにつなげられる
貴重な消費者の生の声が得られることで、ニーズを正確に把握し、よりターゲットに刺さりやすい投稿をすることができるようになるでしょう。
また、そうした第三者からの情報は信頼性が高いとされSEO等の点からも非常に有益なものです。
UGCがマーケティングで注目される理由
近年になってUGCがマーケティングで重要視されているのは、以下のような理由があるとされます。
SNSの普及
日本国内におけるSNSのアクティブユーザー数は増加傾向にあると言われており、SNSを利用することはもはや日常の一部になっているとも言えるのではないでしょうか。
総務省の令和4年通信利用動向調査によれば、個人のインターネット利用者に占める SNS の利用者の割合は80.0%となっています。
SNSが普及したことで情報収集や情報発信は手軽になりました。
より多くの消費者に商品の魅力を知ってもらうためには、今やSNSの利用は不可欠と言えるでしょう。
ネット広告への嫌悪感
一般社団法人日本インタラクティブ広告協会が2022年12月に全国1万人を対象に実施した調査によれば、
インターネット広告の信頼度合いは、テレビやラジオ、新聞といった他のメディアと比べて20%程度低いです。
しつこい/不快、邪魔な/煩わしい/うっとうしい等のイメージを約35%程度の人が抱いています。
出典: 一般社団法人 日本インタラクティブ広告協会(JIAA)|2022年インターネット広告に関するユーザー意識調査(定量)調査結果
出典: 一般社団法人 日本インタラクティブ広告協会(JIAA)|2022年インターネット広告に関するユーザー意識調査(定量)調査結果
一方で、UGCは広告のような押しつけがましい印象が薄くなっています。
そのため、UGCは広告よりも消費者に信頼されやすく、商品の魅力をアピールできるコンテンツとして注目されているのです。
UGCの活用事例
商品を使った投稿をキャンペーンで促す
ポッカサッポロフード&ビバレッジ株式会社では、ポッカレモン100の使い方についての投稿で
「@pokkasapporo」と「#わたしのポッカレモン」をつけた投稿の中から50名に
レモン商品の詰め合わせをプレゼントするというキャンペーンを実施しました。
UGCとしてポッカレモン100を使った様々な料理が投稿され、投稿を見た人の興味が刺激される内容になっています。
特定のハッシュタグをつけた投稿でコミュニティを形成する
スイス発シューズ&アパレルブランドである、オン | 日本公式は
「#onrunning」や「 #runonclouds」、「 #OnFriends」といったハッシュタグを付けた投稿を促しています。
投稿にオリジナルのハッシュタグを付けることで過去の投稿をまとめてみることができるだけでなく、
投稿した人たちを結び付けてコミュニティにする効果が見込まれます。
参考:オン | 日本公式
まとめ
UGCについてご紹介しました。
情報化が進んだ現代では、UGCは消費者の購買行動を左右する要因の一つです。
消費者の生の声が反映されるUGCは広告への嫌悪感も相まって信頼されやすい情報だと言われています。
ユーザーが話題にしやすい仕掛けづくりをすることで、UGCを収集し活用してみましょう!
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