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【2023年版】ECサイトは立ち上げ時?ECサイトの動向を解説!

今回の記事では、ECサイトの動向や作り方についてご紹介します。

ネットで商品を販売したいという方はぜひご覧ください!

新型コロナウイルスの影響もあり、EC市場規模は増加傾向

2022年8月の経済産業省の調査によれば、BtoCのEC市場規模は20.7兆円(前年19.3兆円、前々年19.4兆円、前年比7.35%増)に拡大しています。

※参考:電子商取引に関する市場調査の結果を取りまとめました

またEC化率もBtoC-ECで8.78%(前年比0.7ポイント増)と増加傾向にあります。

※参考:電子商取引に関する市場調査の結果を取りまとめました

一方で、市場規模の大きい物販系分野であってもEC化率は分類によって大きく異なります。

2021年における③書籍、映像・音楽ソフトのEC化率は46.20%なのに対し、①食品、飲料、酒類のEC化率は3.77%と大きな開きがあります。

※参考:電子商取引に関する市場調査の結果を取りまとめました

この調査では以下のような考察が展開されています。

新型コロナウイルス感染症拡大に伴う巣ごもり消費の影響で令和2年には物販系分野のBtoC-EC市場規模の大幅な拡大が見られたところ、令和3年は消費者の間で徐々に外出機会が回復したにも関わらず、物販系分野のBtoC-EC市場規模が引き続き増加しています。これは、ECの利用が消費者の間で徐々に定着しつつあることの証左と考えられます。令和3年における物販系分野のBtoC-EC市場規模は令和2年に比べると伸びが鈍化していますが、我が国の個人消費における物品購入が概ね横ばいで推移していることを鑑みると、物販系分野のBtoC-EC市場規模の成長率は高いと評価できるでしょう。

※参考:電子商取引に関する市場調査の結果を取りまとめました

新型コロナウイルス感染症が徐々に落ち着いてきた今でもなお、物販系分野のBtoC-EC市場規模の成長率は高いと考えられています。

特に物販系分野でもEC化率の低い、①食品、飲料、酒類、⑦自動車、自動二輪車、パーツ等、④化粧品、医薬品等はまだまだECサイトを制作することで他社との差別化が図れるのではないでしょうか。

オンラインでの商品注文・購入の増加

新型コロナウイルス感染症拡大によって、人との接触を減らすことが推奨され、人々の消費行動に変化が生じました。

スマートフォンやパソコンを利用してオンラインで商品を注文・購入する、いわゆる巣ごもり消費が増えたのです。

総務省の令和3年の調査によれば、2021年時点で二人以上の世帯の約半数以上がインターネットショッピングを利用する状況が続いています。

ネットショッピング利用世帯の割合
※参考:総務省|令和3年版 情報通信白書|オンライン消費の増加

ECサイトには、実店舗と異なり、営業する時間や場所、家賃などの費用といった制約がありません。

そのため、今後、多様な分野で多数の企業がEC化に乗り出し、競争が激化していくでしょう。

越境EC市場の拡大

ECサイトの利点の1つに、場所の制約が無いことが挙げられますが、それは国を越えて商品を販売できることも意味しています。

2022年の経済産業省の調査によれば、日本・米国・中国の3か国間における越境ECの市場規模は、いずれの国の間でも増加しています。

※参考:電子商取引に関する市場調査の結果を取りまとめました

米国や中国と比べて日本はまだまだ越境EC市場は大きくありません。

これからインターネットショッピングの需要を考えると、これから日本における越境EC市場は発展していくと考えられるでしょう。

ECサイトの作り方

まだまだ需要が高いとされるECサイト。

そんなECサイトはいくつか作り方に種類があります。

大きく分けると以下の2つの種類に分類することができます。

  • モール型ECサイト
  • 自社ECサイト

モール型ECサイトとは、Amazonや楽天市場、Yahoo!ショッピングといった複数の店舗が出店しているショッピングサイトです。

一方、自社ECサイトは、その名の通り、その会社独自のネットショップを設けるサイトです。

ShopifyやStoresなどを使ったり、インターネット上に公開されていて無償で利用できるソースコードを使ったり、ECサイトのサービス提供会社であるベンダーから購入したECソフトを使ったりして、オリジナルのECサイトを制作します。

それぞれのECサイトの作り方の特徴や費用、制作期間、カスタマイズ性等は異なるため、それぞれの作り方について理解を深め、自社に合った作り方で制作することが非常に重要です。


それぞれのECサイトの作り方の特徴やメリット、デメリットは以下の記事に書かれています!



まとめ

ECサイトの動向や作り方についてご紹介しました。

新型コロナウイルス感染症が落ち着いてきている今でも、インターネットショッピングの需要は変わらず存在します。

二人以上の世帯の半数以上がインターネットショッピングを利用している状況を踏まえれば、ECサイトで商品を購入するのに抵抗感を覚える人は減ってきていると言えるでしょう。

市場拡大に伴い、競争が激化されると予想されるEC。

販路拡大を考えている方はECサイト開設を検討されてみてはいかがでしょうか。


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