【コツを押さえてブログ記事を量産】読まれる企業ブログの書き方
ブログ記事の継続的な発信は、信頼の獲得や認知度向上、ホームページへの集客のために必要不可欠なものです。商品やサービスのことを始めとした顧客が気になる情報を提供することで、売上アップや企業のイメージアップにつなげることができます。
その一方で、良いブログ記事を継続して執筆することは簡単ではありません。企業ブログを書く上で様々な悩みに直面し、投稿が続かなくなってしまうことがあります。
この記事では、読まれる企業ブログを効率的に書くための方法やポイントをご紹介します。ホームページのアクセス数を今より増やしたい方やブログ記事の投稿が続かない方はぜひご覧ください！
この記事の目次
ブログ投稿の重要性
ブログ記事の投稿は認知度向上や売上アップの点で重要な役割を果たします。まずは調査結果と共に、ブログによる情報発信の重要性を確認しましょう。
ブログ・記事メディア経由で新規売上に繋がる
製品/サービスへの送客を目的としたブログ・記事メディアを運営している、もしくは運営していた企業を対象とした調査では、「直近1年の新規売上のうち、約何割がブログ・記事メディア経由で生まれていますか？」という質問に対し、売上につながったと回答した企業の割合は44.1%にも上ります。また17.6%の企業が、新規売上の5割以上がブログ・記事メディア経由で生まれていると回答しており、成功させることができればブログは売上アップに大きく繋がるものと言えるでしょう。
出典：株式会社WACUL｜コンテンツマーケティングで成果を上げる企業の共通点とは？ブログ・記事メディアの運営体制に関するアンケート調査結果
商品購入前に検索エンジンで検索されている
約1,100名の生活者を対象とした調査では、検索エンジンが商品の認知のきっかけや情報を探す場所、購入などの意思決定の際に重要視する情報として選ばれていることが伺えます。中でも「商品・サービス購入前や、お店・施設への来店前に情報を探す場所」として、検索エンジンは最も多く挙げられています（46.6％）。ブログはその他のテレビCMやSNSなどの手段と比べて、多くの情報を発信することに優れており、商品価値を認知させる情報発信手段としてうってつけであると言えます。
出典：アライドアーキテクツ株式会社｜生活者の購買行動におけるUGC影響度調査
ブログ記事の投稿に悩みは付き物
このようにブログ記事の投稿は認知度向上や売上アップに非常に有効なものです。一方で、継続的に質の高いブログ記事を投稿をするのは大変だと感じるのではないでしょうか？
実際、JetB株式会社のホームページ運用において大変だと感じる業務に関する調査レポートによれば、ホームページ運用において大変だと感じる業務として、46.81％のWeb運用者が「ブログ更新」が最も大変だと回答しています。次はブログ記事の投稿に関する悩みとその解決のヒントを見ていきましょう。
出典：JetB株式会社｜ホームページ運用において大変だと感じる業務に関する調査レポート
ブログ記事の投稿でよくある悩み
継続的に高品質なブログ記事を投稿をするには、以下のような課題を解決する必要があります。
- ブログ記事として発信するネタがない
- ブログの成果が出ない
- 早く質の高い記事が書けない
ブログ記事として発信するネタがない
ブログ記事の執筆を続けていくと、記事として書くネタが無いという問題に直面することになると思います。事前に知っている知識やブログ記事を書く前に想定していたネタには限りがあるため、絶えず記事を書き続けるためには日々の情報収集が欠かせません。
ブログの成果が出ない
ブログ記事の執筆を始め、コンテンツマーケティングの施策で成果を出すには、中長期的に顧客が求めている情報を提供することが必要です。その一方で、ネタ選びだけではなく、タイトルや見出しの付け方、文章内容など様々な要素が関連して訪問者数や滞在時間などの結果に結びつくので、改善点が分かりづらいことが成果を出す上で非常に厄介な点として挙げられます。
早く質の高い記事が書けない
ブログ記事を書いていて、「こんな内容で公開して良いだろうか」といった悩みを抱えることもあるでしょう。特に初めて記事を投稿するときや、まだ記事を書いた本数が少ないときに、他のサイトと比べて書いた記事のクオリティが低いと感じることがあります。記事を公開するまでのハードルが自分の中で上がってしまい、結果なかなか公開できないといった状況に陥る場合があります。
ブログのネタが無い状況を解消するヒント
株式会社リンクアンドパートナーズのBtoB企業のWEBマーケティング実態調査によれば、BtoB企業のマーケティング担当者が課題に感じていることとして「発信するコンテンツ・ネタがない」は42.1%と最も多く挙げられています。ブログを始めコンテンツマーケティングをやる上で多くの方が直面する、ネタが無い状況を打破するためのアイデアをご紹介します。
出典：株式会社リンクアンドパートナーズ｜BtoB企業のWEBマーケティング実態調査
ブログのネタが無い原因
ブログ記事のネタが見つからない原因として以下のような理由が挙げられます。
- ブログのコンセプトが明確でない
- ブログを書く上での情報収集が不十分
ブログのコンセプトが明確でない
Web集客で成果を上げるには「誰にどんな情報をどうやって提供するか」を試行錯誤することが必要ですが、これを考えることはネタ探しのヒントにもなります。情報を届けたい相手がどんな人物かを分析することで、その人物の悩みが明確になり、その悩みを解決するような記事を書けば良いからです。そのため何を書けば良いか分からない場合は、情報を届けたい相手の人物像(ペルソナ)を明確にすると良いでしょう。
ペルソナ設定の方法については、以下の記事で詳しくご紹介しています！
ブログを書く上での情報収集が不十分
今自分が持っている知識だけで記事を書こうとしていませんか？情報収集をしないでブログ記事の執筆をすると、ターゲットにとって役立つ情報を充分に提供できないだけでなく、いずれはネタ不足に陥ってしまいます。検索キーワードで検索結果に表示される記事や競合サイト、最近のニュースなど関連しそうな情報を常に集め、記事を書けるかもしれないアイデアを溜めておくことが重要です。
何を書けば良い？ブログ記事執筆に役立つヒント
狙ったターゲットに書いたブログ記事を読んでもらうには、その記事の内容がターゲットの興味を惹くようなものである必要があります。読者の興味を惹くような記事の特徴を以下に挙げてみます。
- 役に立つ
- 面白い、興味深い
- 共感できる
- 評判が良い
- 知人に共有（拡散）したくなる
このように興味を惹く記事と言っても、読者に抱かせる印象には様々な種類があります。記事のネタを探す際は、読者に与えたい印象も考えてみると、同じトピックの記事でも違った切り口の記事を書くのに役立ちます。
企業ブログとして書きやすいのは悩みを解決する記事
読んだ人にとって役に立つ記事は、ブログ記事の中でも比較的書きやすいものです。商品やサービスを知ってもらいたい人が抱える課題さえ分かれば、その課題を自分たちの商品やサービスでどう解決できるかと関連付けることで立派な1本のブログ記事にすることができます。課題に関してはお客様の生の声や統計データを利用することで比較的簡単に入手することができるため、悩みを解決する記事から考えてみるのはおすすめです。
早く質の高い企業ブログの記事を量産するコツ
読者の興味・関心を惹くような記事を継続して公開することで、ブログをホームページへの集客につなげることができます。とはいえ、そうした質の高い記事を書くのは骨が折れるもの。記事を早く書くためのコツをマスターして、ブログ記事を量産していきましょう。
キーワード選定に役立つツールを駆使して、ネタを増やす
書いたブログ記事が検索結果上位に表示されるには、特定の検索キーワードを狙ったSEO対策が必要です。そんな検索キーワードを探すのに役立つのが、ラッコキーワードやGoogle キーワード プランナーといったツールです。
これらのツールは無料で使うことができ、よく検索されているキーワードを一覧で確認したり、特定のキーワードの検索ボリュームを調べたりすることができます。記事のネタや文章の内容に困った際は、こうしたツールを利用することで記事の参考にすることが可能です。
参考：ラッコキーワード
ブログ記事を書く前に大まかな文章構成を考えておく
いきなり本文を書くのではなく、まずは大まかな文章構成を見出し単位で書いておくことがおすすめです。こうすることで、記事に盛り込みたいキーワードを漏らさず入れられたり、書いている途中で書きたい内容を見失ってしまうことを防いだりすることができます。記事の内容をブラッシュアップするために何度も戻って書き直している方は、ぜひ実践してみてください！
ブログ記事の書き方は結論から理由の順で書くのがおすすめ
伝わりやすい話の流れで文章を書くのに役立つPREP法をご存知でしょうか？
PREP法は、Point(主張)、Reason(理由)、Example(具体例)、Point(主張)の頭文字をとった分かりやすい説明のモデルのことです。ビジネスのコミュニケーションでも短時間で説得力のある意見を伝えるときに役立つとされており、普段から意識している方もいらっしゃるかもしれません。
文章構成を予め決めておくことで、文章を書くのが早くなる効果も期待できます。伝わりやすい文章を早く書くために、記事を書く際はPREP法を意識することがおすすめです。
調査結果を記事の中に含めるとE-E-A-Tの向上が期待できる
E-E-A-Tとは、以下の頭文字をとった、GoogleがWebサイトの掲載内容の質を判断するのに用いている基準のひとつです。この中でも特に信頼性が重視されており、E-E-A-Tが高いほどWebサイトとしての評価が高いと言えるため、検索順位が高まることが期待できます。
- Experience（経験）
- Expertise（専門性）
- Authoritativeness（権威性）
- Trustworthiness（信頼性）
調査結果を記事の中に含めることは、記事の信頼性を高め、E-E-A-Tの向上、ひいてはサイトのアクセス数アップが期待できます。書く内容に悩むことも減らすことができるため、調査結果をブログ記事の文章中に盛り込むことはおすすめです。
企業ブログを成功させるポイント
ただ漫然とブログ記事を書いても成果を上げることは難しいです。ブログで集客や売上アップを実現するために、以下のようなポイントを押さえましょう。
- SEO対策を意識する
- ブログ記事の投稿を継続する
- 書いたブログの反応を分析・改善する
SEO対策を意識する
ブログ記事を書く際は、SEO(Search Engine Optimization、検索エンジン最適化)を意識することでその集客効果を上げることができます。SEOを意識するとは、どんな検索キーワードで検索されて記事が表示されるかを考えるということです。
特にブログ記事のタイトルや見出しに狙いたい検索キーワードを入れるのがおすすめ。地の文だけでなくタイトルや見出しにキーワードを盛り込んで、検索からの流入増加を狙いましょう。効果的な検索キーワードを探すには、検索するときに現れるサジェストだけでなく、ラッコキーワードなどのツールを利用することでも可能です。
検索キーワードの選び方は以下の記事で詳しくご紹介しています！
ブログ記事の投稿を継続する
ターゲットを分析して、キーワードを探し、記事に書く内容を調査して…と質の高い記事を1本書くのは労力がかかります。効果が現れるのも時間がかかるため、効果が現れる前に記事の投稿がストップしてしまっている状況を度々お見かけします。
1つ1つの記事の集客効果は最初のうちは大きくないかもしれません。しかしそうした記事がサイト内に蓄積されることで、サイト内の情報の網羅性が増し、検索結果に上位表示される可能性が高まっていきます。
最初から完璧な記事を書くことは非常に難しいことですが、ブログ記事は後からいくらでもリライトできます。リライトの際はアクセス解析ツールの結果を基に改善点を考えることも可能です。初めから素晴らしい記事を書こうと気負いすぎず、まずは可能な範囲から情報発信を継続することが非常に重要です。
投稿したブログの反応を分析・改善する
投稿したブログ記事を書きっぱなしにせず、Google Analyticsなどの解析ツールで都度分析することで次回以降の投稿の改善のヒントが見つかります。こういった解析ツールでは、訪問者数や見たページ、滞在時間、検索キーワードなどの情報を確認することが可能です。これらのデータを注視し、狙ったキーワードでの掲載順位を上げていきましょう。解析ツールのデータを基に既存の記事をパワーアップしてリライトすることも効果的です。
ブログ記事を量産することでホームページのアクセス数を増やせる
読まれる企業ブログを効率的に書くための方法やポイントをご紹介しました。読者の興味を惹く記事を継続的に公開していくことはWeb集客を狙う上で重要な施策の1つです。一方でブログ記事の投稿には、ブログ記事のネタが無い、成果が上がらないといった課題があります。誰にどんな情報を届けたいのかを意識して、分析・改善を続けることでブログを成功させることが可能です。ホームページの集客につなげるために、できることから少しずつ始めて、継続的な投稿を目指しましょう！
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成果に繋がるホームページにリニューアルするにはユーザーについての調査・分析が必要不可欠ですが、そうした調査無しにリニューアルしていると見られる制作会社は少なくありません。Office Kでは実際にホームページを運用した知見を基に、各種ITツールを用いてユーザーが求める情報を調査・分析した上で、ホームページをオーダーメイドで制作。お客様のホームページでの成果達成を強力に支援いたします。
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