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【読まれるブログ記事にする】見出しの付け方のコツ

この記事では、ブログの見出しが重要な理由と効果的な付け方についてご紹介します。ホームページのアクセス数を今より増やしたい方はぜひご覧ください!

ブログ記事に見出しが必要な理由

ホームページへの集客を図る上で、ブログ記事を書いてホームページ上で情報発信をすることは効果的です。さらに言えば、ただブログ記事を量産していくのではなく、見出しの付け方を意識することで集客効果をグッと上げることができます。ブログ記事の見出しには、読者にとってはもちろん、書く人にとっても重要な以下のような役割があります。

  • ブログ記事が読みやすくなる
  • 記事の全体像が分かりやすくなる
  • ブログ記事の文章を書きやすくなる
  • ブログ記事に見出しを付けることで、SEOに有利になる

ブログ記事の見出しが読者にとって重要な理由

見出しがあることによって、読者にとってはブログ記事が読みやすさや記事の全体像が分かりやすさといった点が向上します。それにより、滞在時間や離脱率といったホームページ集客における重要な指標の改善が期待されます。

ブログ記事が読みやすくなる

その文章の要点が一目で分かる見出しがあることによって、無い時と比べて遥かに文章が読みやすくなります。扱うトピックによってブログ記事1本あたりの文字数は異なりますが、詳しく内容を書こうとすれば、1本あたり数千文字程度の文字数になることは少なくありません。そうした長文の文章を少しでも読みやすくし、より多くの人に読んでもらうために見出しは必要です。

記事の全体像が分かりやすくなる

読みやすいブログ記事の特徴の1つとして、ページの上部に目次が設定されていることが挙げられます。WordPressの場合、この目次はブラグインと呼ばれる拡張機能を利用することで挿入することが可能です。そうしたプラグインでは見出しを抽出して自動で目次を作成するため、見出しが無いと目次が作られないのです。

ブログ記事に目次があると、読者は必要な情報がそのページにあるかどうか、またどこにあるかが瞬時に分かり、ページの利便性が上がります。それによって、ページの滞在時間や離脱率といった指標の改善が期待できます。

ブログ記事の見出しが書く人にとって重要な理由

文章を書きやすくなる、SEOに有利になるなど、記事を書く上でも見出しは非常に重要な役割を果たします。効果的な記事を早く書くためには、見出しの付け方の工夫が不可欠です。

ブログ記事の文章を書きやすくなる

文章を書く前に見出しを予め設定しておくことで、文章を早く書くことができます。というのは、どこでどんな文章を書くということを予め決めておかないと、文章の内容が重複したり、伝えたい内容がブレたり、伝えたい内容のモレが生じたりするためです。数千文字という長文の文章を書く上で、見出しは文章中のどこでどんな内容を書くかという道しるべになるため、見出しがあることによって格段に書きやすさが改善します。

ブログ記事に見出しを付けることで、SEOに有利になる

ユーザーが検索すると想定されるキーワードを見出しに含めることによって、SEO対策となり、ホームページの検索順位の向上が見込めます。検索順位を決定する上で、クローラーと呼ばれるロボットがページの内容を読み取って評価しますが、その評価に見出しが用いられていると言われています。クローラーから適正な評価を受けるためには、大事なキーワードを含めて見出しとして見せる必要があります。

読まれるブログ記事にする見出しの作り方

より多くの人に書いたブログ記事を読んでもらい、ホームページへの集客につなげるためには、事前の調査が非常に重要です。どういった点に注意して調べれば良いかご紹介します。

  1. ニーズを調査する
  2. 検索キーワードを調査する
  3. 狙ったキーワードで検索して表示される上位記事を参考にする
  4. 文章構成を見出し単位で考える

ニーズを調査する

まずは書いたブログ記事を読んでもらいたいターゲット(ペルソナ)を設定し、その人物にとってのニーズを調査します。記事を書く前にどんな内容の記事を書けば興味を引けるか考えることで、より多くの人に読んでもらえる記事を書くことができます。

ペルソナ設定の方法については、以下の記事で詳しくご紹介しています!

正確なペルソナ設定にするには、アンケートやインタビューをはじめとした信頼できる調査結果を基に様々な角度から情報を整理する必要があるため、特にブログ記事を書き始めの頃は難しいかもしれません。この後にご紹介する検索キーワードの調査からもニーズを推測することができます。読者のニーズを意識して記事を書くだけでも効果的なので、初めはキーワードからニーズを推測することがおすすめです。

検索キーワードを調査する

予めニーズが分かっている場合は、そのニーズを持った読者がどんな検索キーワードで検索するか調査しましょう。調査には、ラッコキーワードやGoogle キーワード プランナーといったツールが役立ちます。これらのツールは無料で使うことができ、よく検索されているキーワードを一覧で確認したり、特定のキーワードの検索ボリュームを調べたりすることができます。

参考:ラッコキーワード

参考:Google キーワード プランナー

キーワードからニーズを推測できる

読者がどんなニーズを持っているか分からない場合は、これらのツールを使ってニーズを推測することができます。提供する商品やサービスをラッコキーワードに入力してみると、ニーズが分かるキーワードが表示される場合があります。

下の画像はラッコキーワードで「ホームページ」と検索した際のキーワードの候補の一部です。「ホームページ アクセス数 増やす」といったキーワードからは、ホームページのアクセス数の増やし方を知りたいというニーズが読み取れます。

こうしたキーワードの中からGoogle キーワード プランナーで競合性が低く、検索ボリュームが多いキーワードを選び、それを見出しに含めることで検索順位の向上が期待できます。

狙ったキーワードで検索して表示される上位記事を参考にする

キーワードが決まったら、そのキーワードで上位に表示される記事の内容に注目してみましょう。上位表示される記事は、ユーザーのニーズを満たしているとクローラーから評価されていると考えられます。そうした記事の、話の流れや見出しの内容、使われているキーワードなどを参考にすることで、SEO対策となる記事を書きやすくなります。

ただし丸写しするのはNGです。無断複製されたコンテンツとして、かえってSEOの評価が下がってしまいます。あくまでそうした記事は参考に留め、自分の頭で考えて記事を書きましょう。

一部のサイト所有者は、他の(多くの場合は評判のよい)サイトから取得した(無断で複製した)コンテンツを中心にサイトを作成しています。無断複製されたコンテンツ自体は高品質のサイトからのものであっても、サイト独自の役立つサービスやコンテンツが他になければ、ユーザーに付加価値を提供することはできません。場合によっては、著作権侵害にあたるおそれもあります。また、多数の有効な法的削除リクエストが提出された場合、サイトの掲載順位が下がることがあります。

出典:Google|Google ウェブ検索のスパムに関するポリシー

文章構成を見出し単位で考える

文章内容が頭の中である程度まとまってきたら、箇条書きで見出しを書いてみましょう。まずは大見出しから考えて、その後に各小見出しをそれぞれ考えていくと、伝えたい話の内容がヌケたり、ブレたりするのを防ぐことができます。各見出しの文章を書き終わった後にもう一度見出しを見て、キーワードや表現の調整をすることで、見出しが完成します。

読まれるブログ記事にするための見出しのポイント7選

ポイントを押さえた見出しにすることで、書いたブログ記事をより多くの人に読んでもらうことができます。ホームページへ集客するためにブログ記事を書くなら、ぜひとも押さえたい7つのポイントをご紹介します。

  • 見出しの中に狙いたいキーワードを含める
  • 一目で内容が分かる見出しにする
  • 興味を引く表現を意識する
  • 見出しの文字数は30文字以内にする
  • 狙いたいキーワードはできるだけ左に含める
  • 見出しタグを使う順番を守る
  • SEO対策より読者目線が重要なことを忘れない

見出しの中に狙いたいキーワードを含める

見出しに検索流入を狙いたいキーワードを含めることでSEOが強くなります。記事を書く際は必ず意識しましょう。

かといって、不自然なほどキーワードを詰め込むとかえってSEOが弱くなってしまう可能性があります。記事の読みやすさの前提の下で、自然な表現になるように気を付けながら見出しにキーワードを含めましょう。

キーワードの乱用とは、Google 検索結果のランキングを操作する目的で、ウェブページにキーワードや数字を詰め込むことです。キーワードの乱用では、不自然にリストやグループの形式を使ったり、関連性のない場所でキーワードが記載されたりする傾向があります。

出典:Google|Google ウェブ検索のスパムに関するポリシー

一目で内容が分かる見出しにする

同じ記事であっても、読む人によって記事の中で読みたい箇所が異なることがあります。一言一句飛ばさず読みたい人もいれば、特定の箇所だけ読みたい人もいるでしょう。スマートフォンでブログ記事を読む人も増え、気になる箇所だけかいつまんで読むことが増えたと考えられます。

目次があり、その目次内に表示される見出しが分かりやすいものであれば、そうした読み飛ばしをする人にも記事の内容を届けることが可能です。

興味を引く表現を意識する

目次内に表示される見出しを読者の興味を引くような表現にすることで、その箇所の文章を読んでみたいと思わせることができます。例えば、以下のような表現を見出しに取り入れることで魅力的な見出しにすることができます。

  • 「〇選」、「20〇〇年最新版」などの数字を使った表現
  • 「〇〇の方法とは?」、「〇〇なのはなぜなのか?」といった疑問形
  • 【初心者必見】や【まとめ】などの強調

見出しの文字数は30文字以内にする

SEO対策となるように、見出しにはできるだけキーワードを入れたくなりますが、あまりに長いと内容が一目で分かりづらくなってしまいます。検索結果に表示されるタイトルが30文字前後で表示されることを考慮すると、見出しの文字数は長くても30文字以内に留めると良いでしょう。

狙いたいキーワードはできるだけ左に含める

これは私自身の経験則なのですが、検索上位に表示されたいキーワードは見出しのなるべく左に含めると順位が高くなると感じます。そうなる理由として考えられるのは、ホームページなどを見る際の人間の視線がアルファベットのFの字のように動いているというFの法則です。ワンポイントのテクニックとして、見出しを考える際はなるべく左に狙いたいキーワードを配置することをおすすめします。

見出しタグを使う順番を守る

文章の階層構造を表す見出しタグは多少順番が違っていても、検索順位の評価は下がらないと言われています。とはいえ、クローラーが正確にページの内容を読み取れず、上位表示されにくくなる可能性がある点と、見出しタグごとにデザインが異なる場合、読者が記事を読みづらくなる点から、見出しタグは文章の階層構造通りに設置した方が良いです。

SEO対策より読者目線が重要なことを忘れない

SEO対策で意識したい点は非常に様々ありますが、大前提で忘れてはいけないのが、ユーザー目線です。Googleが公開している情報から、SEOを考える上ではユーザー目線が何より大事であることが読み取れます。不自然にキーワードが盛り込まれた長い見出しを始め、そうした読者に不親切な見出しにならないようにしましょう。

1.ユーザーに焦点を絞れば、他のものはみな後からついてくる。

Google は、当初からユーザーの利便性を第一に考えてきました。新しいウェブブラウザを開発するときも、ホームページの外観に手を加えるときも、Google 内部の目標や収益ではなく、ユーザーを最も重視してきました。Google のホームページはインターフェースが明快で、ページが瞬時に読み込まれます。金銭と引き換えに検索結果の順位を操作することは一切ありません。広告は、広告であることを明記したうえで、関連性の高い情報を邪魔にならない形で提示します。新しいツールやアプリケーションを開発するときも、もっと違う作りならよかったのに、という思いをユーザーに抱かせない、完成度の高いデザインを目指しています。

出典:Google|Google が掲げる 10 の事実

SEO は、検索エンジンではなくユーザーを第一に考えたコンテンツに適用した場合に効果を発揮します。

出典:Google|有用で信頼性の高い、ユーザー第一のコンテンツの作成

ブログの見出しの付け方を意識してWeb集客を成功させよう

ブログの見出しが重要な理由と効果的な付け方についてご紹介しました。数千文字という長さになることもあるブログ記事では、見出しがあることによって読み手・書き手共にメリットがあります。ブログ記事のSEOを強化するなら、読者のニーズを探り、検索されると想定されるキーワードを自然な形で見出しに取り入れることが大切です。ブログ記事の見出しを魅力的なものにすることで、ホームページへの集客につなげましょう!

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