ホームページリニューアルを徹底解説!【初心者向け】

ホームページを運用していくと、デザインが古いように感じる、制作してから期間が経った、ホームページが使いづらいといった課題が見えてくるようになります。そうした課題がある程度見えてきたら、ホームページの効果を伸ばすために、ホームページのリニューアルを検討するのがおすすめです。今までホームページを上手く活用できていなかった場合は特に、リニューアルがホームページ活用について再検討する良い機会になるでしょう。
この記事では、ホームページリニューアルに関して知っておきたい知識についてご紹介します。ホームページのリニューアルを検討されている方はぜひご覧ください!
この記事の目次
ホームページリニューアルに関する基礎知識
ホームページリニューアルでやること
ホームページリニューアルでは、ただ見た目を変えるだけではなく、以下のような作業を行います。
- デザインの刷新
- 機能の追加
- 掲載内容の再構築
デザインの刷新
リニューアルに伴い、ホームページのデザインやレイアウトを変えます。イメージアップの意味合いもありますが、ボタンのデザインを変えてサイト全体の滞在時間を伸ばしたり、スマートフォンやタブレットで見ても見やすくすることでアクセス数を増やしたりする狙いもあります。
機能の追加
運用上の課題を解決するために、新たな機能を追加する場合もあります。例えば、ホームページのアクセス数や滞在時間、訪れたユーザーが調べた検索キーワードなどを分析するアクセス解析ツールや、WordPressをはじめとしたホームページの更新を楽にするCMSの導入が挙げられます。
掲載内容の再構築
時間の経過によって生じる事業内容の変更や事業の優先順位の変化に合わせて、掲載内容を現状に合ったものに変えます。既に提供していない商品やサービスのページを修正したり、新たな商品やサービスのページを作成したり、既存ページの情報を追加したりすることが挙げられます。
ホームページリニューアルの目的
ホームページのリニューアルの目的は以下のように様々あり、その目的ごとにリニューアルするホームページに必要なコンテンツやデザイン、機能が異なります。制作途中に作り替えるとなると、手間や時間が余分にかかってしまうため、リニューアル前に予め目的を確認しておくと良いでしょう。
リニューアルの目的を定めることで、ホームページはより効果的なものに作り替えることができます。単に新しいものにするというだけではなく、リニューアル後の活用を意識することで売上アップなどに繋げられます。
- 企業や商品・サービスのイメージアップ
- ホームページの機能の改善
- ホームページでの成果達成
企業や商品・サービスのイメージアップ
デザインをはじめ、商品やサービスなどの見せ方を変えることでイメージアップを図ることが可能です。ブランドとしての独自の価値をホームページに載せることで、ファン化を促し、他社と差別化できます。
また、リニューアル前のホームページがSSL対応やレスポンシブ対応など、セキュリティや使いやすさの点に不備を抱えていた場合、リニューアルで改善することによって、イメージダウンを防ぐ効果もあります。
ホームページの機能の改善
ホームページを訪れる人に関するデータが分からない、手軽に更新できないといった課題を解決するには新たな機能の導入が必要です。成果の出るホームページに育てていくには、こうした機能が不可欠です。
ホームページでの成果達成
PDCAサイクルを回してホームページの運用をしている場合は、アクセス数やお問い合わせ数の増加といった成果達成がリニューアルの主目的になるでしょう。ターゲットの人物像(ペルソナ)を再設定し、それに応じたコンテンツや見せ方にホームページを作り替えることになります。
ホームページリニューアルのメリット・デメリット
メリットが大きいホームページのリニューアルですが、コスト面などデメリットも存在します。メリット・デメリット両方を理解したうえで、いつリニューアルするかを検討しましょう。
ホームページリニューアルのメリット
リニューアルのメリットには以下のようなものが挙げられます。
- SEO強化によるアクセス数の改善
- デザインやコンテンツ強化によるCVR(コンバージョン率。成果に繋がったアクセスの割合)の改善
- ホームページの機能改善に伴う負担やコストの軽減
ホームページに掲載するデザインやコンテンツを、今のターゲットに向けたものに変えることで、アクセス数やCVRといったホームページで成果達成する上で重要な指標の改善が期待できます。また、新たな機能を追加したり改善したりすることによって、それまでの作業負担やコストを軽くさせることができる場合があります。
作業負担やコストを軽くさせる例として、WordPressなどのCMSを導入する場合が挙げられます。CMSが導入されていない場合は、更新したい際に業者に対して依頼するか、FTPやHTML、CSSなどの専門知識を学んだ上で自力で更新する必要がありますが、CMSを導入することで、初心者でも直感的にホームページを更新することが可能です。
ホームページリニューアルのデメリット
リニューアルのデメリットには以下のようなものが挙げられます。
- 手間や費用がかかる
- 改悪になるリスクがある
成果が出るホームページにリニューアルするには、現状やユーザーの調査・分析、課題の把握、掲載するテキストや画像などの素材調達など多くの手間がかかります。また、リニューアルには制作時と同様、デザイン、コーディング、テストなどが必要となり、その分の費用も発生します。
こうした入念な準備には手間や費用がかかりますが、これを省いてしまうと検索順位が下がる、滞在時間が減る、問い合わせ数が減るといった改悪のリスクが発生してしまいます。ホームページを活用するなら、こうした準備が無くてはならないものです。
ホームページリニューアルを考えるタイミング
ホームページリニューアルを検討した方が良いタイミングには、以下のようなものがあります。
- デザインが古くなってきたように感じる
- 新たな機能を導入したい
- ホームページが役に立っていない
- ホームページを制作・リニューアルして年数が経った
中でも集客力の強化といった、ホームページの効果を高めたいといった思ったタイミングがリニューアルのタイミングとして多いようです。ホームページをもっと活用したい!と思ったときがタイミングとして良いかもしれません。
株式会社サイト・パブリスのCMS乗り換えに関する実態調査によれば、「サイトのリニューアルを検討している背景・理由を教えてください。(複数回答)」という質問に対し、「SEOの強化のため」が56.0%と最も多く回答されています。
出典元:株式会社サイト・パブリス
他にも株式会社イノーバの『BtoB企業のサイトリニューアルに関する実態調査』によると、「あなたが、サイトリニューアルで期待した成果を教えてください。(複数回答)」という質問に対し、「集客力(UUやPV)の向上」が61.7%とこれまた最も多く回答されています。
出典元:株式会社イノーバ
ホームページリニューアルの進め方
ここからはホームページリニューアルの進め方をご紹介していきます。ホームページリニューアルは以下のような流れで進めていきます。
- ホームページをリニューアルする目的の整理
- サイトを取り巻く現状を正しく把握する
- ホームページ制作会社の選定と依頼
- リニューアル作業の着手
- リニューアル後のホームページの公開・運用
Step1: ホームページをリニューアルする目的の整理
ホームページリニューアルの目的でご紹介した通り、イメージアップ、機能改善、成果達成など、リニューアルの目的は様々存在し、目的ごとにリニューアルの方針も異なります。リニューアル完了後に「欲しかったものとは違った…」とならないように、リニューアルによって何を達成したいか確認しましょう。集客力の向上などホームページによる成果達成は、リニューアルの目的の1つとしておすすめです。
Step2: サイトを取り巻く現状を正しく把握する
リニューアル後のホームページが効果的なものになるかは、充分な事前調査が重要となります。以下の3つの軸で調査することで、多角的な調査を行うことができます。
- 自社サイト
- 競合他社
- ターゲット
自社サイト
現在運用しているホームページが抱える課題や改善点、あるいは逆に上手くいって継続したい点などを整理してみましょう。もしもGoogle Analyticsなどのアクセス解析ツールが既に導入されている場合は、1か月や、3か月、1年などの一定期間で以下のような指標やページ、キーワードがどうなっているか確認してみましょう。それを基に課題や改善点、継続したい点を列挙すると、より具体的なリニューアルの方針を定めることができます。
- アクセス数
- お問い合わせの数
- ユーザーが多く訪問しているページ
- 検索しているキーワード
- ページ毎の滞在時間
競合他社
自社だけでなく、他社がどんなホームページ運用をしているか確認することも大事です。以下の点に注目して、競合他社のホームページの良いと思った点をまとめてみましょう。ホームページへの集客を考えるなら、特に狙いたいキーワードで検索上位に表示されるホームページはチェックしておきたいところです。
- デザインの見やすさ、抱く印象
- 求めている情報への辿り着きやすさ
- トップページや下層ページに掲載している情報の内容
- 定期的に発信している情報発信の内容
ターゲット
効果が出るホームページにリニューアルするには、ホームページを訪れるユーザーがどんな人物か、何を求めているのかといったユーザーの解像度を高め、役に立ったり興味を惹いたりするキーワードや内容、表現を盛り込む必要があります。ユーザーへの理解を深めるには、商品やサービスを購入する人物像を、信頼できるデータを基に分析・設定(ペルソナ設定)することが有効です。
ペルソナ設定の方法については以下の記事で詳しくご紹介しています!
Step3: ホームページ制作会社の選定と依頼
ホームページのリニューアルは制作会社に依頼することがおすすめです。ホームページを制作するだけなら、制作会社に依頼する以外にもフリーランスに依頼したり、ツールを使って自力で作成したりといった方法がありますが、リニューアルに関しては制作会社がおすすめです。
ホームページで成果を出すのは難しいと言われています。ホームページ作成ツールの出現によるホームページ数の増加、検索順位を上げるための明確な基準が未公開であることなどがその要因です。そのため、効果的なホームページを制作して運用で成果を出すには、ホームページの制作や運用の経験が豊富な制作会社に依頼することが一番だと言えます。
ホームページ制作会社の選定
かといって制作会社に依頼した作ったホームページなら何でも良いかというと、そういうものでもありません。制作会社に依頼しても、残念ながら完成したホームページが効果が出ないものになってしまうことがあります。各制作会社はリニューアルの費用以外にも、強みやプラン・サポートの内容などが異なるため、効果が出るホームページにリニューアルするには、自社の状況や求める条件に合った制作会社を選ぶことが重要です。安さをはじめ、特定の軸だけで検討せずに、総合的な判断をすることが必要になります。
ホームページ制作会社選びに失敗しないために注意したいポイントには、以下のようなものが挙げられます。
- ホームページをリニューアルする予算や目的などを整理する
- 各制作会社の強みを把握する
- 制作前後のサポートを確認する
失敗しないホームページ制作会社の選び方は以下の記事で詳しくご紹介しています!
また、岩手県や盛岡市のホームページ制作会社については以下の記事で詳しくご紹介しています!
ホームページ制作会社への依頼
ホームページ制作会社にリニューアルを依頼したら実際のリニューアル作業が始まりますが、その前に改めてリニューアルしたいホームページの予算や目的、どんなホームページにしたいかといったことを整理しておくことが大事です。ホームページは完成像が依頼者と制作会社の間で初めから完全に共有されているわけでは無いため、こういった内容を予め整理しておくと、後の作業が円滑になり成功しやすくなります。
Step4: リニューアル作業の着手
実際にホームページをリニューアルするために、テキストや画像などのコンテンツの作成、デザインの作成、コーディング、テストを行います。実際の作業の多くは専門的かつ複雑であるため制作会社が行うことになると思いますが、一部できることを行うことで費用を抑えることも可能です。例えばホームページに掲載したいテキストや画像を用意すれば、その分の費用を抑えられます。
ホームページ制作の費用感や費用対効果の高いホームページを制作するためのポイントは、以下の記事で詳しくご紹介しています!リニューアルでも参考になるため、ぜひご覧ください!
Step5: リニューアル後のホームページの公開・運用
無事にリニューアル作業が終了したら公開ですが、ホームページで成果を出すにはそこからの運用が大切になります。Google Analyticsなどのアクセス解析ツールで得られる情報を基に、コンテンツ発信やサイト内容の改善を繰り返して、アクセス数やお問い合わせの数の増加といった成果達成を目指しましょう!リニューアルして放置せずに、PDCAサイクルを回して、ホームページを育てていくことが重要です。
ホームページリニューアルのポイント・注意点
ホームページリニューアルを成功させるためのポイント・注意点として、以下のようなものが挙げられます。
- 運用を考慮したホームページにリニューアルする
- デザイン性だけにこだわらない
- 引き継ぐ箇所を明確にする
運用を考慮したホームページにリニューアルする
ホームページで成果を出すという点に関して言えば、制作やリニューアルよりも、その後の運用が非常に大切です。そのため運用を見据えたリニューアルを行うと良いでしょう。アクセス解析ツールやCMSの導入以外にも、例えば入念なペルソナ設定をリニューアル時に行うことで、その後の情報発信を効果的にし、話題を探す時間を減らすことができます。
デザイン性だけにこだわらない
おしゃれなデザインのホームページは企業や商品・サービスのイメージアップに繋がると考えられますが、デザインだけにこだわるとホームページの集客効果が弱くなってしまいます。検索順位に主に関連すると言われているのは、デザインよりもテキストであるためです。
検索順位はクローラーと呼ばれるロボットがホームページの情報を集め、それをアルゴリズムに基づいて評価されることで決定されます。ここで重要なのが、クローラーは画像の内容を完全には認識できていないと言われていることです。そのためデザイン性だけに優れていても検索順位の向上は見込めず、集客効果のアップも望み薄になってしまいます。デザインだけでなく、どんな情報を掲載するかという点も重要です。
引き継ぐ箇所を明確にする
ホームページのリニューアルと言っても、元のページの全てを変更する必要はありません。もしアクセス解析ツールが導入されていて、アクセスを集めているページやコンテンツが判明しているのであれば、そうした箇所は無理にテコ入れしなくても良いでしょう。
ドメインもまた、リニューアル時にそのまま引き継いだ方が良いと言われるものの1つです。ドメインとはインターネット上の住所とよく例えられるもので、私どもOffice Kで言えば、「cd-officek.com」の部分に当たります。
ドメインは長く使用することでドメインパワーが高まると言われています。ドメインパワーとは簡単に言えば、ホームページがどれだけGoogleなどの検索エンジンに評価されているかを表す指標です。このドメインパワーが高いと検索上位に表示されやすくなると言われています。リニューアルによってそれまで培ったドメインパワーを失わないようにしましょう。
目的や課題を整理してホームページリニューアルを成功させよう
ホームページリニューアルに関して知っておきたい知識についてご紹介しました。時間が経つことで、事業内容の変更や事業の優先順位の変化は起こり得るものです。また、ホームページを運用していれば運用上の課題も見えてきます。ホームページのリニューアルは、そうした変化や課題に対応するために必要なものです。
制作時同様、成果が出るホームページにリニューアルするには、目的や課題、改善点などを整理することが重要です。その上で目的を果たせる制作会社に依頼し、進めることがおすすめ。リニューアル後は放置せず、定期的に情報発信やホームページの更新を行うことが、集客できるホームページに成長させるために必要になります。運用を見越したリニューアルを行い、ホームページリニューアルを成功させましょう!
ホームページリニューアルはOffice Kにお任せください
Office Kの強み
Office Kは特にSEO対策を強みとするホームページ制作会社です。認知度ゼロの状態から当ホームページを運用し続け、これまでに以下のような成果を達成しています。こうした経験知に基づき、ホームページをリニューアルいたします。
- ホームページリニューアルによってアクセス数を230%増加
- ホームページリニューアルによって問い合わせ数を130%増加
- 有効なお問い合わせに繋がる検索キーワードでの上位表示
他のホームページ制作会社と比較した際のOffice Kの特徴
他のホームページ制作会社と比較した場合、Office Kの制作するホームページは費用対効果が高いと自負しています。
ホームページ集客に必要な、ユーザーが求める情報を調査
成果に繋がるホームページにリニューアルするにはユーザーについての調査・分析が必要不可欠ですが、そうした調査無しにリニューアルしていると見られる制作会社は少なくありません。Office Kでは実際にホームページを運用した知見を基に、各種ITツールを用いてユーザーが求める情報を調査・分析した上で、ホームページをオーダーメイドで制作。お客様のホームページでの成果達成を強力に支援いたします。
ホームページ運用を成功させるためのサポートもご提供
もちろん大手のホームページ制作会社に依頼することでもご満足いただけるホームページがリニューアルできるでしょう。しかし大手の場合は費用が高額なことが多く、費用が明示されていないことも少なくありません。Office Kでは制作前の調査・分析から、公開初期のSEO対策を入念に施すと共に、集客に繋がるコンテンツ発信のご提案をはじめとした運用サポートも承っています。成果に繋げるためのホームページにリニューアル、運用の自走を支援し、費用対効果の高いサービスを提供しています。
ホームページリニューアルのご相談は、SEO対策に強いOffice Kにぜひお気軽にご相談ください!
集客できるホームページをお求めの方はぜひご一読ください
効果があるホームページをお求めの方向けに、Office Kのホームページ制作にかける熱い思いやこだわり、Web集客を成功につなげるためのポイント等を以下のページでご紹介しています。
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